平気で他人を傷つける人

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平気で他人を傷つける人

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784046011145
  • NDC分類 361.4
  • Cコード C2011

出版社内容情報

「もうちょっと考えて言ってほしいな」きつい言葉を言う人の心理

日常の中でさらりと他人を傷つける人がいる。たとえば、ママ友で嫌味を言う人、子どもを傷つける母親、妻が掃除した部屋をもう一度、自分で掃除する夫など。彼らの心理とその言動から自分を守る方法をまとめる。

内容説明

「平気で他人を傷つける人」がいる。ひどいことをさらっと言ってきて、平然としている。言われた方は落ち込み、心の病に…。人格を否定して精神的に人を弱らせる、モラルハラスメントをする人の心理と、その撃退法!

目次

第1章 あなたの周りにも「モラルハラスメント」はあふれている!
第2章 「平気で他人を傷つける人」の精神構造を理解する
第3章 なぜ「モラハラ加害者」が生まれるのか?
第4章 「心を傷つける攻撃」にはどのように向き合えばいいのか?
第5章 場面別「平気で他人を傷つける人」対処法
第6章 「モラハラをしない人」になる!

著者等紹介

片田珠美[カタダタマミ]
広島県生まれ。精神科医。京都大学非常勤講師。大阪大学医学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。フランス政府給費留学生として、パリ第8大学精神分析学部でラカン派の精神分析を学ぶ。精神科医として臨床に携わり、臨床経験にもとづいて犯罪心理や心の病の構造を分析。精神分析的視点から、社会の根底に潜む構造的な問題も探究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

morinokazedayori

33
★★★★★精神科医の書いた、モラハラの本。会社や家庭でモラハラにあっていても、加害者も被害者もモラハラに気づかず、事態を悪化させることが多いそうだ。モラハラの構造、モラハラ加害者の特性、モラハラにあったときの症状と対処法が、分かりやすく解説されている。「あの人ちょっと」と感じたことがある人に、とてもお薦め。モラハラについての理解が広まり、加害者も被害者も減るとよいと思う。2017/10/05

あつこんぐ

32
図書館本。モラハラについてわかりやすく書いてあるので沢山の人に読んでほしい本です。私はモラハラする人の心理が知りたくて読んだのですが、モラハラする方もされる方も「してる・されてる」自覚がない事が多いというのが目からウロコでした。自分がモラハラ被害者になった時にどのように対応したらいいのかメモを取りながら読みましたが、逆に自分が気がついてないところでモラハラ加害者になってるのも怖いので言動には気をつけないといけないですね。『親しき仲にも礼儀あり』ですね。2023/12/17

左端の美人

19
モラハラ加害者の特徴わかるなぁ。そして自分がモラハラをモロに受け止めてしまう人間であることも。。「お前には価値がない」というメッセージを送る加害者に対してどう対応すればいいのかが書かれており参考になりました。感情を小出しにする意識と練習が必要。モラハラをしない、させない人間で在りたいです。2016/03/26

こうちゃ

19
☆3 この本の中でも何度か引き合いに出されている高橋・三船夫妻の一件で有名になった〔モラルハラスメント〕家族、職場、友人、ご近所・・・。傷つく側も傷つける側も自覚がないものが多いというモラハラ。人格を否定して精神的に人を弱らせるモラルハラスメントをする人の心理とその撃退法と、加害者にならないためのアドバイスを掲載。精神科医の著者だからわかるのだろうけれど、なかなか現実的には難しいのではないだろうか。2016/02/26

オリーブ

12
誰でも自分を認めてほしい欲求はあって、モラハラの加害者も被害者も結局はその欲求が満たされないから苦しんでいることが分かる。加害者側が嫉妬や自己愛など他人に隠しておきたい感情を認めることに素直になれないのは自分自身も被害者の面もあるのだろう。加害者の自尊心を満たしてくれるのは「自分より下の人間」の存在でそれを攻撃する存在の必要性が見えてくる。被害者は不満を抱えながらも我慢に徹して、その結果いつの間にか自分が加害者側になる恐れもある。冷静に時には客観的な目を養う力をつけるためにも色々な価値観に触れよう。2016/04/17

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