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出版社内容情報
十文字 青[ジュウモンジ アオ]
著・文・その他
BUNBUN[ブンブン]
イラスト
内容説明
ZOOが留守にしていた間に、エルデンでは“昼飯時”のメンバーが姿を消してしまう失踪事件が発生。メンバー消失の痕跡を求め、アジアンに協力することになったマリアたちだったが、目の前に現れた“白い魔術士”により、アジアンともども最悪のゲーム“7Sとの七つの勝負”に参加することに…ZOO、昼飯時、S*K、今クランの枠を超えた仲間たちが結集し、決戦に挑む!マリアとアジアンの想いが交錯するシリーズ新章、急展開。
著者等紹介
十文字青[ジュウモンジアオ]
北海道生まれ。2003年『純潔ブルースプリング』で、第7回角川学園小説大賞特別賞を受賞。『薔薇のマリア(1)夢追い女王は永遠に眠れ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
13
マリアとアジアンのやり取りがもうすごく癒される。ランチタイムが人質になっているという緊迫した状況もこのやり取りがあるおかげでどこか明るくなりますね。ユリカ最強伝説が始まったりトマトクンは風邪を引いたりジンは愛情表現が変態だったりとキャラの個性が際立ってます。今まで助けられっぱなしだったマリアがアジアンを助け返す。次巻はどうなるのか楽しみ。2014/05/03
ひのえ
4
トマトクンとサフィニア、ユリカと飛燕のやりとりにほのぼのした。しかしクラン《昼食時》のメンバーを賭けたセブンス・ゲイムが開幕。次はあんまりほのぼのした感じにはならなさそう。人物紹介のコロナのところが「お久しぶりです!」になっているのが可愛い。そしてユリカ・白雪最強伝説…。2015/03/24
まろりん
4
再読。なんとなく本棚から一冊抜いたらそのまま全部読んでしまった。マリアからアジアンへの想いの描写がおもってたより深かった。恋の自覚のようでいて、マリア自身がそう思った通り、過去は意識した行動ではなかったけど、振り返ってみたらその行動はそうだった的なエピソードが重なった上で実感させてくれるのがいいんだよな。アジアンはマリア好きすぎだけど、やっぱりこういうフィードバックの後押しもあったんじゃないかなと思う。トマトクン部分も事情を知って読むと深みと重みがあって。カイの夢も相変わらず好きなエピソード。2014/05/10
まろりん
4
いつも助けられてたマリアがアジアンを助け返す番。前巻の引きから、街中痴話喧嘩・運命の糸結び・部屋招き入れやら朝ごはんやら盛りだくさんすぎて、やっぱりツンデレマリアさん可愛い(*´ω`*)ユリカ最強伝説と、風邪ひいてもついてくるトマトクン、お布団ばふばふトマトクンも良かったwでもメインストーリー自体は限りなく重いよね。ナジがカイに見せてる夢も前半部分は本当の過去なんだろうな。トマトクンとルヴィー・ヴルームの会話も世界の謎とトマトクンの過去を示唆する。トマトクンの大事なものが守られて大団円で終わってほしいよ。2013/11/21
間立
4
ここにきて登場人物説明がはっちゃける。ユリカさん最強伝説!マリアさんがモテモテの巻。アジアンさんがへたれてるのを見てマリアさんツンデレ発動されるもジンワンさんに連れ去られうわあなにこれ怖い!と、思ったらデスゲームが始まっていたよ。サフィニアが地味に覇道を突き進んでる気がしてならない。2011/11/08