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内容説明
人の「想い」がこごって生まれてくるもの―妖怪。恐怖心、欲望、憧れ、愛などさまざまな想いが妖怪を生み出す。『妖怪アクションRPG 妖魔夜行』の主役はこうして生まれた妖怪たち。彼らの秘められたエピソードを集めて百物語を作りたい。『コンプRPG』で募集した「妖魔百物語」への投稿優秀作を含む、21篇のショートストーリー集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yossarian
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TRPG(ゲーム)のセッションを下敷きにして書かれた小説として、特に完成度が高いもののひとつと思う。思うに、TRPGセッションを小説化するには、長編よりもこうした短篇やアンソロジー的なもの、民話や伝説、百物語的なものの方が向いているのではないだろうか。そこに目をつけたのは流石の一言。
shamrock
0
妖怪や不思議な生物は、人の想いから生まれてくる。人間のさまざまな感情や願いから生まれてきたいくつものモノたちのショートストーリー21編。雑誌にて募集された投稿作も含まれるため、雰囲気や展開などバラエティに富んだ話が読める。一方で、統一感に欠け、好みは話によって大きくわかれるだろう。ただし、作品の背景としてTRPGが存在し、各話についてゲームに使用する為のデータや解説が述べられているため、アイディアブックとしても活用が可能。人によっては作品集という以上の価値あり。2009/12/10
akiu
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シナリオソースとして意外と使えそう。2022/11/06