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ロードス島戦記〈7〉ロードスの聖騎士 下

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  • サイズ 文庫判/ページ数 353p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044604103
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

“ふたつの鍵”は奪われた。ひとつの扉たる宿命をおった少女ニースは、黒の導師と対決するためマーモ帝国の支配下にあるカノンの地へ向かう決意をする。フレイムの騎士見習いスパークも、帰還せよとのカシュー王の命令に背き、五人の仲間たちとともに少女に同行を申し出る。一方、ロードス全土を揺るがした大戦は最終局面を迎えていた。アラニア、マーモの同盟軍か?フレイム、ヴァリスら諸王国連合軍か?決戦の日は、刻一刻と近づいている。はたして勝利はいずれの手に。そして邪神復活の野望の行方は…。感動のシリーズ完結編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オーウェン

56
遂に最終章になる7巻目。 スパーク一行に加えて、パーンたちが合流するが、遂にニースはバグナードの手に。 そこでカノン開放に合わせて、マーモに直接乗り込むことに。 胸のすくような大団円という形にはならないのがロードスらしい。 結局アシュラムとの対決も最後までいかないし、カーラやバグナードももはや目的が不明瞭な部分が多い。 ウッドチャックもあっさり許されてるしね(笑) ただホッブやマールの決めた道はらしいと思うし、スパークの未来は後の新ロードス島戦記に引き継がれていく。2021/10/31

Tetchy

52
全てが解決したわけではなく、一抹の不安を残してとうとうシリーズ終焉。最後の一行に思わず胸が熱くなった。2008/09/29

ちび\\\\٩( 'ω' )و ////

24
呪われた島マーモへ。扉は開かれる。バグナードの目的は破壊神の復活ではなかった。不死王となり自らの制約を消すことにあった。そして彼は表舞台から消える。パーンはアシュラムと一騎討ちを演じ、アシュラムもまた新天地を求めロードスの大地から旅立つ。灰色の魔女はロードスのバランスを保つ為、カーディスの復活を目論む。ニースの体内では、世界の運命を賭けた二柱の神による光と闇の最終戦が始まり、父母と最愛の者スパークの呼びかけに、光は次第に力を強めはじめ、、。そしてロードスの呪いは解放される、、、。ロードス島戦記 ー完結ー2019/02/18

佐島楓

21
この作品がのちのライトノベルやゲームに与えた影響がいかに大きかったか。王道だからこその心地よさ。2014/03/09

hide

17
世の中には色々な人間がいて、色々な考えがある。それぞれの考えはあるいは矛盾し、対立するもの。そして誰しもが他人を理解しようとするわけではない。だからこそ、人は自分の考えを推し進める為には力を求める。ではその力とは何か?その答えはきっとその人の性格や環境、周りの人々によって異なるように、この物語の登場人物たちもそれぞれの力を求め動き出す。正義とは戦いを生むことでしかないと気付いても、なお歩み続ける者達のサーガ。2024/02/25

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