角川ビーンズ文庫
彩雲国物語―想いは遙かなる茶都へ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044499044
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

彩雲国の王様・紫劉輝の特別措置で、国試同期合格者の杜影月と二人一緒に、茶州州牧に任命された紅秀麗。けれど赴任先の茶州は今もっとも内政の荒れている土地で、彩七家の末席を占める地元の豪族・茶家と、王命を受けた州府の官吏たちが睨み合う一触即発の危険地帯なのだった。万が一の事態を避けて、隠密の長旅の末に茶州へ入った秀麗一行だったが、そんなにうまくコトが運ぶはずもなく…!?極彩色ファンタジー第4弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

合縁奇縁

86
『彩雲国初の女性官吏・秀麗の赴任先は——』問題が山積の茶州(さしゅう)に、州をおさめる長官として赴任することになった紅秀麗。当然、赴任先では大事件が勃発して……。「彩雲国物語」シリーズ第4弾。今回も茶家の朔洵や藍家の龍蓮など新しい人物が続々と登場。彩雲国の王様・紫劉輝の特別措置で、秀麗と影月は浪燕青らとともに、権力争いの混乱の中にある任地の茶州州都・琥璉へ向かう。茶州を牛耳る茶家の当主をねらう茶仲障は、中央の介入を避けるため秀麗達へ刺客を送り込む。刺客の襲撃を受けて離ればなれになってしまった秀麗達で 2017/08/13

みちゃ

75
【茶州移動編・前編】彩雲国第4弾!いきなり茶州州牧になってしまった秀麗と影月を守りながら茶州州都琥蓮への赴任の旅。まだ無事に州都に着かず、金華の街まで。ストーリーとしては移動だけなので、どちらかというと秀麗の取った行動の面白さと、琳千夜との出会いがメイン。秀麗は本当に守られてるなぁと感じます。紅家の力って偉大。2008/01/03

まりもん

75
完結したので再読。燕青と静蘭の過去が少し垣間見られた。 茶州へ近づくほどピンチの連続。実は裏で糸引いていた朔洵には本当に早く一矢報いたい。 今回初登場でインパクト大なのはやっぱり龍蓮だなぁ。彼独特の服装がもう賊を近寄らせないんだろうと思うと秀麗も注意できないかも。 でも一番私のお気に入りシーンは宋将軍と劉輝との会話。まぁ、今は将軍より上の位だがわざと将軍と呼ぶのがまた良かった。2011/07/09

あっか

52
シリーズ第4弾。終盤、小説を読んでいるということを忘れてハッと我に返りました…それくらいのめり込んでいて自分でもびっくり!ダークサイドの劉輝みたいな朔洵、こりゃ読者をも魅了する敵方だわ!!そちら方面に疎い秀麗がグラつくのも無理はない。そしてそれを目の当たりにした静蘭が(読者にも分かるくらい明確に)気持ちをあからさまにしてくれたのが嬉しい!燕青の受け答えは、実のところ本当に知的でいつも感心させられてます。彼独特の安心感のお陰でシリアス続きな場面でもホッと気を緩められて、わたしも助けられてます。5巻の表紙…!2018/08/18

うにまる

51
はぁぁ(●´ω`●)やっと淋千夜♪大好き過ぎるこのキャラ!!この金華までのふたりの旅路?が本当楽しい……イケメンお坊ちゃまに甘い言葉を囁かれながら(//∇//)しかし惹かれた相手はそうであって欲しくはない人物であった(T_T)それ故に朔洵の名を呼べない、呼びたくない、信じたくない秀麗(つд`)気持ち分かる(T_T)くそぉ~(>_<)!!もっと違う形で出会わせてあげたかったな(>_<)2014/09/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/565097
  • ご注意事項