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幽霊は生死不明―Dear My Ghost〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 234p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044264031
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「自分が死なせた人間が、後ろにいる」という高校2年生を霊視した真人と守護霊・美海。彼の背後には、確かに同じくらいの年齢の清楚な少女がひっそりと立っていた。彼は自らの罪を認め、すでに刑も確定している。だが―彼が殺したのは少女ではなく少年だというのだ!?彼が語らぬ殺害の動機に何が隠されているのか?事件を追う真人は、美海の存在の謎にも振り回されて…笑えて泣けるファンタジック・ミステリ、劇的な第3弾。

著者等紹介

矢崎存美[ヤザキアリミ]
12月12日埼玉県生まれ。85年、星新一ショートショートコンテスト優秀賞受賞。89年デビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

77
完結編?。親友を殺した人の後ろに別人の幽霊が・・・って感じのミステリ。守護霊美海の秘密がやっとわかってスッキリ。2014/12/15

ほたる

10
殺した友人に取り憑かれていると供述しているも性別が合致しない。これまで以上に幽霊ということを利用して真相を暴き出した感じがした。特に対面シーンは真正面からぶつかり合っていて良かったのと、隠されていたことが思った以上に重くて面白かった。シリーズの中ではこれが一番面白かった。「誰が」「なぜ」この人に取り憑いているのか?ファンタジックにフーとホワイが楽しめる良い一冊だった。2023/01/21

メルル

7
一、二作目に比べてグレードアップしていると思う。ミステリーとしても、十分楽しめた。生霊は、怖いなぁ。生きている人が出てきちゃうわけだから、幽霊より情念みたいなものが強い感じがする。コメディ要素が欲しい人には、イマイチかも…。咲子の影が今までに比べたら薄い。美海のことが何となくわかった。こんなに身近(ちょっと近すぎだけど(^^;))で支えてもらえる真人は、幸せだな。2014/06/24

nyanco

4
シリーズ第三弾、警察の依頼で少年を霊視すると、背後には少女が・・・ 少女は一体誰? ホラー度、ミステリー度、共にアップしたように感じました。 前2作は、もう少し明る感じ、少しバカバカしいみたいなギャグが入ってたけど、今回は結構シリアス。 おまけに真人と美海はギクシャクして、美海が姿を消したり・・・ そして、ついに美海の正体が・・・ あぁ、そういうことだったんだ。 でも、こうなってしまうともうシリーズの続きはないだろうから何だか寂しいね。2014/05/04

yin

3
このシリーズ一冊目に始まり、三冊目にて締めた2013年の読書。シリーズ通してライトなミステリーを楽しめ、とても良いシリーズです。他の作品も読みたいな。2013/12/31

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