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出版社内容情報
三田 誠[サンダ マコト]
著・文・その他
pako[パコ]
イラスト
内容説明
水の都ヴェネツィア。情緒あふれるこの地を訪れたのは、もうひとりの「妖精眼」を持つケルト魔術師・フィン。しかしゴンドラ乗りの少女とフィンの夢のようなひとときを1発の銃声が打ち破った。復讐に燃えるフィンは怨嗟の魔法で銃器を構える男達ごと街を火の海に変える。炎が水路を照らす時、フィンの前に立ちはだかったのは密教使いの隻蓮。遠い異国の地でケルト魔術のヤドリギの槍と密教の呪文が激突する。大人気異種魔法格闘戦。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とら
19
今までとは違う舞台、学校での話を主にした巻。新鮮であり、一般人がこんなにも嬉しいなんて思わなかった。穂波は一歩成長したし、ラブコメ要素があったり過去話があったりと、薄いわりに濃い内容で良かった。2011/05/07
彼方
10
タイトル通り学校寄りのお話3本+αの短編集となる第9巻。非日常に馴染んできた元一般人の主人公に、同じ立場だった素人が遭遇して…というシチュの委員長回、暖かいオチで素敵だなぁ…度々登場していた保健の先生もいつきの幼少期が知れる良いエピソード。しかし穂波はいつきにとって未だ謎の存在のままとは…さすがに少し可哀想…。最後は水の都でフィンVS隻蓮、幸せが理解できないフィン…でもシュークリーム心底幸せそうに食べてるのは何か布石なんでしょうか…。いつまで名アリの人物が全然死なないのか若干気になりつつ、次巻も期待です。2019/11/05
晦夢
8
短編集。今回はいつきたちの学校関係がメイン。穂波、可愛いな。2013/10/15
nineteen11
7
短編集。この作品の短編集はどれもきちんと本編と繋がっていて、時系列的にも極端に前後しないので分かりやすい。今回はクラスメイトの問題を解決する話。穂波が少しいつきと近づける話。いつきの少年時代の話。もう一人の妖精眼、フィンの話の4本。穂波も今回みたいに素直にならないといつきハーレムが形成されつつあるのですが。以前名前だけ出てた出ていたヘイゼルが、穂波の祖母で魔女の中の魔女の呼ばれるアストラルの元取締役らしいことが判明。それをフィンが探していたようで、これから本編にも関わってきそう。2015/02/03
σ(-。-)
6
まだまだ、キーパーソンがいるのか!?な巻だったね。少しずつ、何かが動きだしてる気配もある。では、次へ。2012/10/28