- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 角川スニーカー文庫
内容説明
スリを業とするマユリの悲劇は、貴族の子息・サイの金入れを狙ったことから始まった。日当を払うという、サイの甘い言葉にのせられたマユリは、彼の旅の同行者となる。―が、なんとサイには、追手に命を狙われているというおまけがついていた。しかも、その追手を差し向けているのは、実の父だという。行く先々で、危険な事に見舞われる二人と一匹。前途多難の旅が始まった。待望の新シリーズ、ついに登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てんぱい
4
はるか昔好きだった作家さんで、たまたま見つけたので買った。今読み返してもやっぱり面白い。シリアスな部分はあまりなくほとんどが読んでいて楽しくなるような場面ばかり。2012/02/16
seira
4
この頃の冴木忍が好きだったな〜。リジィオどうなったんだろう…。2009/12/10
シュエパイ
2
無駄に無敵で朗らか過ぎる愛を歌う、貴族の家出息子。孤児院の家計を支えようと、頑張っていたのに、流れ流れてスリになった少女。やる気がなくて陰欝な暗殺者。お財布にはいったリボンのコウモリ。 何だか変な取り合わせの、何処か不思議なメンタリティの、賑やかな珍道中。『……やっと帰れたんだもの』と、その言葉をかつて、何度も繰り返した日がありましたっけ。丁度、『ふるさとは、とおくにありて』を読んだ頃だったからかな……。さぁ、旅は始まり、まだまだ続く。2011/07/18
fumio
2
大昔、カイルロッドとならんで、大好きだった作品です。
まろん
2
久しぶりに再読。懐かしすぎて死ぬ。2009/05/26