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内容説明
〈大砲〉と〈銃〉―。レーンドラが持つ二つの〈科学〉が、ユハリシュ国民を襲った。逃げまどう人々。アゼル達は、何もできない非力さに落胆していた。〈科学〉に対抗できるのは、大陸を制覇できるという〈レーンドラの宝〉しかない。アゼルとマリクは、宝の在処へと向かうことを決意する。〈宝〉は、人類に幸福をもたらすものなのか。そして、災厄から人々を救い出すことができるのだろうか。アゼル、サウラ、マリク―。三人の若者の辿る結末は。感動の完結編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kwn
4
先日虹裏に立っていた「もやっとした後味のライトノベル」スレで評価されていたのでまとめ買い&まとめ読み。これは…もやっとしたものが残る…(笑2010/11/09
rodinnk
3
あー、そうだったなと、結末を思い出し。この本をあまり繰り返し読めなかった理由も思い出した。なのに、処分できない。そういう本って、意外と今の自宅にも多いかも。 あまり前面には出さないけれど、時折出てくる著者の人間観がなにかとヒリヒリする、ともあれ懐かしい読書だった。2019/10/12
ぜぶらぞーん
3
(1)(2)はありがちなライトノベル、で、そのままでは印象に残らなかった。(3)、あまりの後味の悪さにびっくり。おいおい、全滅かい!正確に言うと、ただ一人生き残り、文字通り”明日へ向かって”歩いていく、という終わり方なのだが…。生き残り主人公以外の人間の死に方が「…ぅわぁ」という感じで最悪(スプラッタとかではなく、全員が全員、人を蹴落として自分だけ助かろうとした挙句みんな死んじゃう、という感じ)。後味最悪大賞でしょう、みたいな。
treefolk
3
何度読んでも最後のシーンには涙を流してしまう。悲しいからではなくて哀れだから2011/06/02
鯵
3
努力と結果が結びつかない。と、しても。ライトノベルで記憶に残った作品でした。