角川文庫 角川ソフィア文庫<br> 切子KIRIKO―ジャパノロジー・コレクション

電子版価格
¥803
  • 電書あり

角川文庫 角川ソフィア文庫
切子KIRIKO―ジャパノロジー・コレクション

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 175p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044083335
  • NDC分類 751.5
  • Cコード C0176

出版社内容情報

江戸時代、ギヤマンへの憧れから発展した切子。無色透明が粋な江戸切子に、発色が見事な薩摩切子。篤姫愛用の雛道具などの逸品から現代作品まで、和ガラスの歴史と共に多彩な魅力をオールカラーで紹介!

内容説明

江戸時代、オランダ船により西欧からもたらされ、ダイアモンドを意味する「ギヤマン」と呼ばれたカットガラス。その耀きに憧れて独自の文様や技が極められ、日本の「切子」は確立していった。無色透明が粋な江戸切子、発色が見事な薩摩切子。篤姫が愛用した雛道具など幻の逸品から現代作品まで―和ガラスの歴史と共に、その多彩な文様と色の世界をオールカラーでたどる。新たな担い手へと受け継がれる切子の、知られざる魅力を堪能できる初の入門書。

目次

あれ、どれが切子?
第1章 そもそも和ガラスって?
第2章 文様繚乱
第3章 素材を生かした豊かな彩り
第4章 洒落者の粋、作り手の心意気
第5章 はばたく職人魂

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へしょたん

4
カラー写真が豊富で、和ガラスの歴史や技法、文様などが初心者にも分かるように説明されています。西洋のガラス製品への憧れから、日本の文化になっていった切子。江戸時代にこんな細工をする技術があったなんて...。特に薩摩切子の色被せに感動しました。実物が見てみたいので、サントリー美術館に行ってみたいなぁ。2016/01/30

にゃんまげこ

3
職人技に感動♪2015/11/17

さざなみ@モチベ停滞

3
綺麗。2015/10/11

よし

2
過去2000年にわたるガラス器の流れを解説した本。著者がサントリー美術館の学芸副部長だけあって分かりやすい説明ですし、カラー写真で数々の切子を見ているだけでも楽しい。薩摩切子の藍色被船形鉢は形・色共に美しく、実物を見たいと思いましたし、技術を受け継ぎ新しい切子に取り組む現代の職人たちの作品に、切子の様々な可能性を感じました。2018/06/07

1
数年前購入していたのを、歯科の待ち時間を利用してやっと読了。ヨーロッパから輸入されたカットガラスを手本に、日本で切子の技法が開始されたのは19世紀に入ってからとのこと。写真も多く内容と共に楽しめた。2020/05/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9852053
  • ご注意事項