角川文庫 角川ソフィア文庫<br> 知っておきたい「お金」の世界史

電子版価格
¥506
  • 電書あり

角川文庫 角川ソフィア文庫
知っておきたい「お金」の世界史

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 208p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044064105
  • NDC分類 338.2
  • Cコード C0122

内容説明

エジプト、ローマでは金貨・銀貨・中国では皇帝が価値を定めた紙幣など、「お金」のすがたは文明ごとに違っていた。交易にともなって為替・小切手が登場し、やがて世界市場は金本位制へと移行。中世までは利子を得るのは罪悪とされたが、株券・債券の出現で投資と投機熱が加速、地球規模で世界経済システムが連動するようになる。コインの発生から電子マネーまで、今だからこそ知っておきたい「お金」が動かす世界の歴史。

目次

第1章 世界の文明とさまざまな「お金」
第2章 膨張する「お金」と投資と投機
第3章 市民革命も産業革命も「お金」で動いた
第4章 金本位制と国際通貨ゴールド
第5章 地球をめぐるドル
第6章 電子マネー・ドルと証券バブルの大崩壊

著者等紹介

宮崎正勝[ミヤザキマサカツ]
1942年生まれ。元北海道教育大学教育学部教授。東京教育大学文学部史学科卒。専攻は、前近代の国際交流史、世界史教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

7
現在使われている紙幣を保証しているのは信用である.しかし,昔は信用だけではお金を鋳造することはできなかった.当時はあくまでも地金自体にも勝ち上がるものが使われていた.そのため,相場の変化によって様々な問題が生じていた.2010/07/15

BookaBoo

3
速読練習用。物々交換に代わる記号が貝だったりする時代から、現代の複雑な金融の模様までを超特急で。近代以降は、完全についていけたかというと疑問。金融は財政の知識が多少ある人にとっては当たり前のことたちなのだろうが、一般向けにはちょっと複雑。ただこの本を初めから最後まで読む過程のこの加速の感覚がそのままお金の歴史なのかもしれない。2020/09/04

茎沢

2
お金に関する雑学が増える本。世界史は苦手だけど、ひとつのことに焦点を当てて世界史を見るとおもしろい。2020/08/08

こも 零細企業営業

2
なんかすっ飛ばした感じが凄い。 大雑把な流れを見る上では良いのかもしれない。2019/05/28

Ozymandias

1
広く浅く歴史の概要を捉える感じだったが、宋代に紙幣が作られてたりいろいろ知らなかったことをしれてよかった。貨幣鋳造技術や深い話を知りたい場合は、別の本読んだほうがよさそう。2018/08/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/160204
  • ご注意事項