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角川文庫 角川ソフィア文庫
知っておきたい世界七大宗教

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044057060
  • NDC分類 160
  • Cコード C0114

内容説明

宗教はどこからきたか。人びとの心を癒やし、生きるための支えとなる宗教が、なぜ対立するのか。一神教と多神教の違い、民族の枠を越えてひろがるものとそうでないもの、厳しい戒律やタブーがあるものなど、多様な様相を呈する世界の宗教。そのうちキリスト教、イスラム教、仏教、ユダヤ教、道教、ヒンドゥー教、神道の七大宗教をとり上げ、それぞれの歴史や教義、世界観、文化の違いから、世界七大宗教の特質を明らかにする。

目次

1 宗教とは何か(歴史的にみた宗教と人間の関係;七大宗教の概観)
2 七大宗教の教義と分派(大きく分裂した宗教;小さく分裂した宗教)
3 七大宗教の発展と世界史(世界宗教の芽生えの時代;政治を動かした世界宗教全盛の時代;宗教と科学の共存の時代)
4 七大宗教をより深く知るために(七大宗教の比較でみる世界の文化;日本人と世界の七大宗教の今後)

著者等紹介

武光誠[タケミツマコト]
1950年、山口県生まれ。明治学院大学教授。東京大学人文系大学院国史学科修了。文学博士(東京大学)。専攻は日本史。歴史哲学や比較文化的視点からの幅広い執筆活動を展開、日本の思想文化の研究に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

月讀命

48
七大宗教の一つに日本の神道が含まれている事に違和感を得るが、日本人なので良い事にしよう。宗教はどこからきたか。心を癒やし生きる為の支えとなる宗教が何故対立するのか。一神教と多神教の違い、民族の枠を越えて拡がるものとそうでないもの、厳しい戒律やタブーがあるもの等、多様な様相を呈する宗教。キリスト教、イスラム教、仏教、ユダヤ教、道教、ヒンドゥー教、神道の七大宗教を取り上げ、歴史や教義、世界観、文化の違いから、世界七大宗教の特質を明確にする。日本人は無宗教ともいわれるが、日本人の心の中には神道が根付いている。 2015/05/12

クナコ

17
初読。雑学書の「知っておきたい」という言葉に弱い。世界の宗教についてざっくりとでも知っておきたかったので興味深く読んだ。著者が独自に選別した「多人種に広がる世界宗教」としてキリスト教、ユダヤ教、イスラム教、仏教、「土地に根付く民族宗教」としてヒンドゥー教、道教、神道の大要を解説する。各宗教に無理やり平等(均等)にページを割いたせいで各宗教解説がぶつ切り、行きつ戻りつと時代も章ごとに跳躍するので混乱した。学べる知識は本当に基本的なものに限られる。宗教に興味を持つ取っ掛かりとしては良いかもしれない。2019/03/05

ほぺむ

5
道教は高校の倫理の授業であまり出てこなかったので興味深かった。宗教は人(民族と歴史)が作ったんだなぁ、と再認識。「信じることで救われる」人間が宗教を生み出した。未来、宗教がどうなっていくかはわからないけど、人間が居たら無くならないと思う。2014/12/08

yamatoshiuruhashi

5
読友さんのレビューで知って購入。宗教を通してみる世界史、地政学、国際関係論の基礎とでも言うべきアプローチで、改めて新鮮味を感じる。世界宗教に基督教、イスラム教、仏教と並んでユダヤ教を分類するのは非常に違和感を感じる。もしユダヤ教を世界宗教とするなら神道はそれ以上の世界宗教ではないのかと思う。しかし、これは著者の宗教と言うものに対する期待と自信が持つ寛容さからくるのだろうか。神道を含めた七大宗教の概説の後の「七大宗教の今後」にこそ、著者が望む世界の理想を観る。宗教の相互寛容が人類の平和をもたらすのだろう。2014/03/11

レアル

4
宗教って何となく分かっていそうで、意外と知らないことが多い。そんな宗教の入門書。とても読みやすく、分かりやすい。良い勉強になった。2012/05/29

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