角川文庫 角川ソフィア文庫
知っておきたい日本の神様

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044057015
  • NDC分類 172
  • Cコード C0114

内容説明

八幡神社・天神社・稲荷神社などは、なぜ全国各地のどこにでもあるのか。近所の神社は、どんな神様をまつっているのだろうか。知っているようで知らない日本の神様を一堂に会し、その由来、系譜、ご利益のすべてを解説。お参りしたい神様がわかる、神社めぐり案内の決定版。

目次

あなたの近所の神社のルーツをご存じですか
一番古い神様たち
神様の頂点、高天原の天照大神
天照大神の家来筋の神々
地方の神々
神様にされた伝説上の人物
神様になった人間
外国から来た神様
動物も自然も神様
神道とは何なのか
生活のなかの神道
お参りの旅

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つくよみ

83
★☆ この日本で「八百万の神様」とも言われる、実に多種多様な神様。その中でも特に代表的な神様の、それぞれの神話のエピソードは勿論、日本に10万社以上もある神社の系統や、そのルーツ。さらには神道全般について解説した本。特筆したいのは、古事記では名前しか出てこない三貴子の一柱「月読尊」について、2頁近くに渡り解説していること。今日の神系図が完成した背景に、朝廷、地方豪族、神道、仏教・・・それぞれの力関係の移り変わりと言う歴史の流れが存在したことを知ると、神様の序列や系統が、さらに興味深く思えてくる。2014/01/05

mazda

32
神道の戒律は、唯一「自分の良心で判断して、正しいと思ったことを行え」だけだそうです。正に、究極の教えだと思いました。古事記、日本書紀に始まる日本の歴史は、さかのぼると神話の世界に入っていき、天照大神を祖先とする皇室の歴史になります。この流れの中で、万物の神々が生まれ、いたるところに祀られています。道を歩いていても、あちらこちらに神社があり、いつでもお参りに行けるというのは、何物にも代えられない素晴らしいものだと思います。これからもできる限り神社にお参りして、社の歴史を感じることができればと思います。2015/03/12

JUN

29
日本の神様ってたくさんいるんだなぁ~。八百万の神だし。天照大神、イザナミ、イザナギ、日本武尊、スサノオ、月読尊などなど。2014/12/04

クナコ

22
初読。日本の主要な神社とそこに祀られる神々を、古代から現代の神道までの成り立ちや時の権力者の趨勢を交えて、簡潔にそしてある意味合理的に解説している。もちろん各所で古事記や日本神話における神々のエピソードも紹介しつつ、時代に合わせた神仏習合や近代の神仏分離の経緯など、宗教に明るくない人にもわかりやすい一冊。御朱印集めなどをしている人はただ賽銭をして朱印をもらうだけでなく、本書で「予習」をしてから祀られている神や有名神社の本社と地方の分社のつながりなどを意識して参拝すれば楽しみも増えるのではないだろうか。2018/11/15

D21 レム

21
神様と神社の由来をざっと解説した本で、索引がついているから事典のように使える。由来が奇想天外でおもしろい!日本の風変りな奥深さを感じる。日本には人間の数の半分くらいの神様がいて10月には全員が出雲大社に集まって縁結びの相談をする。縁結びは日本の最重要項目なのだろうか?自分はずっと漁業の安全を守ることが専門の神様に、人生のあらゆることをお願いしてきた。こういう人がいると神様も戸惑うということだ。神社では、願い事をするのではなく、心の汚れを清めて人の役にたつようにしますと誓う。2013/12/11

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