角川ソフィア文庫<br> アイヌ童話集

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角川ソフィア文庫
アイヌ童話集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044004248
  • NDC分類 388.11
  • Cコード C0139

出版社内容情報

自然や神(カムイ)と自由闊達に交流してきたアイヌの人々。彼らの間に伝わる様々な童話・説話には、アイヌ世界の豊穣が存分に描かれている。はじめてアイヌ文学に触れる人でも親しみやすいお話16編を集めた、珠玉の童話集。

 まえがき

よもやま昔話
 口のきけない子と熊の話
 流れてきた子どもの話
 鬼が島せいばつの話
 雲の船と男の子の話
 チャランケの話
 砂でつくった鯨の話
 おばけ鳥の話
 センタカイヌの話
 鬼鹿毛どのの話

パナンペ・ペナンペ昔話
 鬼のわなの話
 金と銀の子犬の話
 腹のなかの小鳥の話

オキクルミの昔話
 日の女神を救いだす話
 ききん魔を救い出す話
 神々がざんげ話をする話
 生いたちと晩年の話

解説
著者略歴

内容説明

口のきけない子が大熊と力比べをする話、若とのと人食い馬が固い友情を結ぶ話、英雄オキクルミがききんの魔神を退治する話…。滑稽話から英雄譚に至るまで、幅広く語られる童話の数々からは、自然や神と自由闊達に語り合うアイヌの鋭敏な感性を随所に感じることができる。アイヌ研究の第一人者が現地で筆録し、実弟が手を加え読みやすく再構成した、アイヌ文学に初めて触れる読者にとってもうってつけの名著。

著者等紹介

金田一京助[キンダイチキョウスケ]
1882年、岩手県生まれ。言語学者。東京帝国大学文科大学在学中に、北海道に渡り、アイヌ語の調査を始める。國學院大學教授、東京帝国大学教授などを歴任したのち、1971年に死去。著書多数

荒木田家寿[アラキダイエヒサ]
1902年、岩手県生まれ。京助の実弟。雑誌記者を経て、軍需省官吏として勤める一方で、『映画集団』『映画評論』などの各種映画雑誌に寄稿。その後、岩手放送などを経て、岩手映画通信社の役員となる。1981年に死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かおりんご

29
どの話も面白い。ペナンぺじいさんとパナンペじいさんは、よくあるいいじいさんとわるいじいさんのお話。解説を読むと、日本人(和人)に分かりやすいように意訳している部分があるらしく、そこは残念。でも、アイヌの世界観を楽しめます。子供に読むにはちょっと難しいけれど、面白いです。2019/10/29

めんつゆ

21
捕らわれた 日の女神 を救うためケムシリ神と共に兄妹魔神と戦うオキクルミ。きっかけが 狐(とカラス)が絶えたこと だったり片目が窪んでいる兄魔神の名前が「モシレチクチク・コタネチクチク・~」だったり、オキクルミが雲で作った 舟 で 日の女神が空へ帰る 描写もある。ちなみに本書のコンセプト故に部分的な著者の創作があるようだ。そういう意味では解説まで読み切ること必須2022/10/02

おはなし会 芽ぶっく 

20
アイヌの昔話集を探して出会った本。こちらは子どもでも読みやすいようになのか、脚色されているところもあるそうです。『 口のきけない子と熊の話 / 流れてきた子どもの話 / 鬼が島せいばつの話 / 雲の船と男の子の話 / チャランケの話 / 砂でつくった鯨の話 / おばけ鳥の話 / センタカイヌの話 / 鬼鹿毛どのの話 / 鬼のわなの話 / 金と銀の小犬の話 / 腹のなかの小鳥の話 / 日の女神を救いだす話 / ききん魔を退治する話 / 神々がざんげ話をする話 / 生いたちと晩年の話 』2022/09/18

かば

15
やけに読みやすいと思ったら採集資料を児童向けに加工したものであるとのこと。正確性という意味では拙いところも多い様であるが、フィクションとしてはうまいことできており、引き込まれるように読むことができた。童話特有の文体リズムや飛躍した展開がお気に入り。2019/05/28

海星梨

8
KU。おい、結局最初の娘はどうなってんってのがあったから、結構改編されてるんだろーなとおもったけど、まぁその通り。読みやすさや想像しやすさが優先されてる感じかな。アイヌ分化となるとまた違ったものになるんだろうけど、日本語の読み物、童話としてはアイヌ風味が乗っかって美しくてよいってところ。そういやアイヌ語を勉強したいんだよなとか思い出したり。2022/05/15

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