角川ソフィア文庫<br> 「城取り」の軍事学

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角川ソフィア文庫
「城取り」の軍事学

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044003937
  • NDC分類 521.82
  • Cコード C0121

出版社内容情報

縄張りは地面に刻みつけられた戦術である!城といえば、領国支配の中心として城主が住む場所というイメージが強い。しかし、近世城郭の既成概念を排し、城の本質は軍事施設という観点から見直してみると、意外な事実が浮かび上がってくる。縄張り分析の手法を用い、戦国の城にまつわる5つの疑問を徹底論証。なぜ、多数の「山城」が築かれたのか。鉄炮の普及は城の構造にどのような影響を与えたのか……。千差万別の個性あふれる戦国のリアルに迫る、画期的城郭論。

第一章 城を取る――攻めるか守るか
一 城取りと城攻め
二 あやふやな実体
三 城を読む

第二章 なぜ山城か――それぞれの事情
一 山城の時代
二 山城は高いか低いか
三 城を取る山

第三章 城主たちの亡霊――城の歴史がすり替わる
一 いつ、誰が築いたか
二 城主不在の城
三 まだら模様の地図

第四章 幻の館――リアリティーのない平板な図式
一 居館と山城
二 領主たちの住みか
三 戦国平城の世界

第五章 縄張りの迷宮――オンリーワンの個性たち
一 無限の縄張り
二 縄張りの個性を読む
三 融通のきかない個性たち

第六章 城と戦争――城の形を決定づける人の営み
一 城と作戦
二 城と決戦
三 「大名系城郭」は存在するか

第七章 鉄炮と城の「進化」――大きい・小さい・強い・弱い
一 鉄炮は城をどう変えたか
二 戦国の軍事革新と縄張り
三 築城における進化と適応

第八章 城は何を守るか――築城者たちの本音
一 軍事施設としての城
二 不本意な城
三 権力と城と民衆と
四 惣構と城下町

第九章 山から降りなかった城――近世城郭の成立を再考する
一 城は見せものか
二 石積から総石垣の城へ
三 平城から平城へ

  あとがき
  主要参考文献






西股 総生[ニシマタ フサオ]
著・文・その他

内容説明

城といえば、領国支配の中心として城主が住む場所というイメージが強い。しかし、近世城郭の既成概念を排し、城の本質は軍事施設という観点から見直してみると、意外な事実が浮かび上がってくる。縄張り研究の手法を用い、戦国の城にまつわる5つの疑問を徹底論証。なぜ、多数の「山城」が築かれたのか。鉄炮の普及は城の構造にどのような影響を与えたのか…。千差万別の個性あふれる戦国のリアルに迫る、画期的城郭論。

目次

第1章 城を取る―攻めるか守るか
第2章 なぜ山城か―それぞれの事情
第3章 城主たちの亡霊―城の歴史がすり替わる
第4章 幻の館―リアリティーのない平板な図式
第5章 縄張りの迷宮―オンリーワンの個性たち
第6章 城と戦争―城の形を決定づける人の営み
第7章 鉄炮と城の「進化」―大きい・小さい・強い・弱い
第8章 城は何を守るか―築城者たちの本音
第9章 山から降りなかった城―近世城郭の成立を再考する

著者等紹介

西股総生[ニシマタフサオ]
1961年、北海道生まれ。城郭・戦国史研究家。学習院大学大学院史学専攻・博士前期課程修了。三鷹市遺跡調査会、(株)武蔵文化財研究所などをへて著述業。2016年のNHK大河ドラマ『真田丸』で「戦国軍事考証」を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。