角川文庫 角川ソフィア文庫 I145-1<br> 戦国の軍隊

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角川文庫 角川ソフィア文庫 I145-1
戦国の軍隊

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044001889
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C0121

出版社内容情報

前線、部隊、兵站、作戦・戦術……戦国大名の軍勢を軍事の視点から検証。封建制の枠組みを壊すことなく、戦国大名が劇的な軍事改革を成し遂げられたのはなぜか。その答えは軍隊の「二重構造」にあった! 作戦と戦術・部隊編成など、軍事の視点から戦国史研究の欠落を埋める意欲作。

目次

はじめに 

第一章 戦いの現場から――天正十八年の山中城攻防戦 
 箱根路の戦雲
 渡辺勘兵衛の活躍
 山中城陥落

第二章 中世の軍隊――封建制的軍事力編成の原理 
 武士とは何者か
 封建制的軍隊の成立
 元冦から南北朝・室町時代へ

第三章 戦国の兵士は農兵か――軍団の編成と戦争の季節 
 後北条軍団を解剖する
 後北条軍団の諸相
 戦争と季節

第四章 足軽と長柄――軽装歩兵の戦列化 
 兵種別編成方式と領主別編成方式
 足軽とは何者か
 戦争を変えた長柄鑓

第五章 鉄炮がもたらした革新――集団戦から組織戦へ 
 兵種別編成方式の成立
 鉄炮と戦国の軍隊
 軍事上の画期

第六章 侍と雑兵――格差社会の兵士たち 
 侍と軍役
 侍たちの戦場
 戦国時代の非正規雇用兵
 二重構造の軍隊

第七章 補給と略奪――軍隊に出されつづける永遠の宿題 
 戦国時代の兵站
 小田原の役と補給
 飢餓と略奪

第八章 天下統一の光と影――信長・秀吉軍はなぜ強かったか 
 兵農分離と民兵動員
 鉄炮神話の再検証
 覇者の素顔
 戦国軍事革命の結末

目次

はじめに 

第一章 戦いの現場から――天正十八年の山中城攻防戦 
 箱根路の戦雲
 渡辺勘兵衛の活躍
 山中城陥落

第二章 中世の軍隊――封建制的軍事力編成の原理 
 武士とは何者か
 封建制的軍隊の成立
 元冦から南北朝・室町時代へ

第三章 戦国の兵士は農兵か――軍団の編成と戦争の季節 
 後北条軍団を解剖する
 後北条軍団の諸相
 戦争と季節

第四章 足軽と長柄――軽装歩兵の戦列化 
 兵種別編成方式と領主別編成方式
 足軽とは何者か
 戦争を変えた長柄鑓

第五章 鉄炮がもたらした革新――集団戦から組織戦へ 
 兵種別編成方式の成立
 鉄炮と戦国の軍隊
 軍事上の画期

第六章 侍と雑兵――格差社会の兵士たち 
 侍と軍役
 侍たちの戦場
 戦国時代の非正規雇用兵
 二重構造の軍隊

第七章 補給と略奪――軍隊に出されつづける永遠の宿題 
 戦国時代の兵站
 小田原の役と補給
 飢餓と略奪

第八章 天下統一の光と影――信長・秀吉軍はなぜ強かったか 
 兵農分離と民兵動員
 鉄炮神話の再検証
 覇者の素顔
 戦国軍事革命の結末

西股 総生[ニシマタ フサオ]
著・文・その他

内容説明

封建制の枠組みを壊すことなく、戦国大名が劇的な軍事改革を成し遂げられたのはなぜか。その答えは軍隊の「二重構造」にあった!支配階級に属し、重装歩兵の性格を強めた職能戦士の「侍」。被支配階級に属し、大量に動員された非正規雇用兵から成る「足軽・雑兵」。非正規雇用兵たちを兵力調達の調整弁とすることにより、戦国大名は、組織戦に対応できる軍隊を創り上げた―。軍事の視点から戦国史研究の欠落を埋める意欲作。

目次

第1章 戦いの現場から―天正十八年の山中城攻防戦
第2章 中世の軍隊―封建制的軍事力編成の原理
第3章 戦国の兵士は農兵か―軍団の編成と戦争の季節
第4章 足軽と長柄―軽装歩兵の戦列化
第5章 鉄炮がもたらした革新―集団戦から組織戦へ
第6章 侍と雑兵―格差社会の兵士たち
第7章 補給と略奪―軍隊に出されつづける永遠の宿題
第8章 天下統一の光と影―信長・秀吉軍はなぜ強かったか

著者等紹介

西股総生[ニシマタフサオ]
1961年、北海道生まれ。城郭・戦国史研究家。学習院大学大学院史学専攻・博士前期課程修了。三鷹市遺跡調査会、(株)武蔵文化財研究所などに勤務をへて、著述業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホークス

37
元本は2012年刊。戦国時代の軍事と戦争の研究本。在地領主は本当に在地だったか等、興味深い課題が多い。組織編成が領主別から機能別(槍、鉄砲など)に変わる過程にはなるほど〜となった。3割を占める侍の役割が重装突撃兵だとする解釈も面白い。各軍事階層(戦略、作戦、戦術、戦技)の変化は、城郭戦の進化や武器の交代などから多面的に分析。第二次大戦で「兵と前線指揮官は有能だが戦略面は無策」とされた日本的体質の話もあり、空気や世間を重んじる宿命だと思った。強きも弱きもパワハラに依存しがちなメンタリティも戦国時代と違わない2021/11/28

ASnowyHeron

29
なかなか興味深い内容だった。長槍の話が出てきたが、あれほど長いとちょっと風が吹いただけでも影響しそうだし、山道での運搬も大変だったろう。どう扱っていたのか、本書からは想像出来ず、気になるところだ。飢饉だけでなく、戦で荒廃する農村で、一般民衆はどうやって生きていたのだろうか。2018/01/20

onepei

5
近代戦の例えが例として正しいのかだけ気になる2020/03/22

zaku0087

4
戦国時代を歴史物と偉人伝として眺めるか、現代の基準で経済と政治として眺めるか。これが教科書と歴史解説書の大きな違いだと思う。著者の諸作は現代の軍事知識や経済知識をもとに戦国時代を切り直すが、特に「武士」とはどういう職能集団であったかという論が秀逸。 ショービジネスではなく実戦に特化したプロレスラーみたいなものだろうかと思った。プロの技能を維持するために領地(経済力)が必要というのは、歴史小説では出てこない概念だろうなあ。2020/01/15

珈琲好き

4
軍隊はそもそも兵種制でしか運用されてないと思い込んでたので、平安時代から室町時代までは、一人親方や中小事業主のような大小の武士団が各個人として分解されずに、そのまま武士団ユニットを維持されたままの寄せ集めた集団として運用されてたということ自体に驚いた。2017/06/27

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