角川文庫<br> 怖い絵―泣く女篇

個数:
電子版価格
¥748
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

角川文庫
怖い絵―泣く女篇

  • 中野 京子【著】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 角川書店(2011/07発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 12pt
  • 提携先に3冊在庫がございます。(2024年05月02日 05時06分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043940028
  • NDC分類 723.05
  • Cコード C0195

出版社内容情報

名画に秘められた本当の恐怖が明かされる――名画に秘められた人間心理の深淵――。憎悪、残酷、嫉妬、絶望、狂気を鋭く読み解き、圧倒的な支持を得てロングセラー中の「怖い絵」シリーズ。書き下ろしを加筆してついに文庫化!

中野 京子[ナカノ キョウコ]
著・文・その他

内容説明

散る直前の匂いたつ美しさ、「レディ・ジェーン・グレイの処刑」―彼女を死に追いやった陰謀とは?フェルメールの知られざる宗教作品、「エマオの晩餐」―世界の美術市場を震撼させた事件とは?近親結婚くり返しの果て、「カルロス二世」―スペイン・ハプスブルク家断絶の過程は?憎悪、残酷、嫉妬、絶望、狂気、妄想…。名画に秘められた人間心理の深淵を鋭く読み解く22の物語。書き下ろしを加えてついに文庫化。

目次

ドラローシュ『レディ・ジェーン・グレイの処刑』
ミレー『晩鐘』
カレーニョ・デ・ミランダ『カルロス二世』
ベラスケス『ラス・メニーナス』
エッシャー『相対性』
ジェラール『レカミエ夫人の肖像』
ブリューゲル『ベツレヘムの嬰児虐殺』
ヴェロッキオ『キリストの洗礼』
ビアズリー『サロメ』
ボッティチェリ『ホロフェルネスの遺体発見』〔ほか〕

著者等紹介

中野京子[ナカノキョウコ]
早稲田大学講師。ドイツ文学、西洋文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

166
ドラローシュ「レディジェーングレイの処刑」ミレー「晩鐘」カレーニョデミランダ「カルロス二世」ベラスケス「ラス・メニーナス」エッシャー「相対性」ジェラール「レカミエ夫人の肖像」ブリューゲル「ベツレヘムの嬰児虐殺」ヴェロッキオ「キリストの洗礼」ビアズリー「サロメ」ボッティチェリ「ホロフェルネスの遺体発見」ブレイク「巨大なレッドドラゴンと日をまとう女」フォンテーヌブロー派「ガブリエルデストレとその妹」ルーベンス「パリスの審判」ドレイパー「オデュッセウスとセイレーン」カルパッチョ「聖ゲオルギウスと竜」解説小池昌代2013/10/26

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

132
絵画に秘められた画家の企みを読み解くのは、内的世界へのミステリーツアーのようだね。作品が描かれた背景、その時に画家が置かれた状況を丹念に調べ上げ、作品に向き合う。描かれたものと描かれなかったものを検証し、想像力も駆使して絵の中の“怖さ”をあぶり出す。『怖い絵』シリーズ第2弾のテーマは【泣く女】。二人の父親に殺された王女ジェーン・グレイ、死化粧を施して微笑む美女、隠ぺいされた幼児虐殺、魔性の象徴となった処女、究極にデフォルメされた泣き顔……。ブレイク『レッド・ドラゴン』とベックリン『死の島』にゾクゾクした。2015/05/12

りゅう☆

119
1枚の絵が繰り広げる物語が壮大で興味深いものばかりなのに、掲載されてる絵が小さすぎて見にくいのが残念。あまり絵に興味はないのに、どんどん膨らんでいく妄想に実際の絵が見たくなる。何かと処刑、惨殺される中世ヨーロッパ時代は恐いね。ビアズリー『サロメ』に関心が湧いてワイルド作を読みたい本に登録。ボッティチェリ『ホロフェルネスの遺体発見』はグロくて、『ガブリエル・デステレとその妹』を見た瞬間、思わず驚いて目が点。しかしピカソってどんだけ女性関係が派手なのよ…(^^;)その中で生まれた傑作が『泣く女』なんだけどね。2018/10/27

bunmei

117
上野で開かれている『怖い絵展』行きたいけど、地方に住んでると、なかなか難しいかな。ここに紹介されている23点。見るからに断末魔の叫びが聞こえてきそうな、処刑の場面、サロメの挿絵、斬首された遺体などグロテスクな恐怖を煽る作品から、一見、何事もない肖像画や家族を描いたものまで様々。しかし、その作品の背景には、貧富の差から生じる強欲と悲哀、異教徒の争い、国家統制の為の厳粛な規制のような、当時の歪んだ社会が大きく影響されていることが分かります。西洋史を理解してると、もっと面白く鑑賞できるのでしょうね。2017/11/13

つーこ

116
このシリーズを読んでいると、世界史にどんどん興味が湧いてきます。難しい聖書も複雑なハプスブルグ家も多すぎるギリシャ神話も、彼女の本によってずいぶん知ることができました。今回の泣く女編で印象に残ったのは『カルロスⅡ世』とブリュールの『ベツレヘムの嬰児虐殺』。どっちも“泣く女”ではないんだけど、こんな不気味な絵、当分忘れることができなさそうです。2014/02/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3695625
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。