内容説明
原爆投下計画の漏洩を察知した米政府は、ミノルとエリイの日本上陸を阻むべく、追跡チームを送り込む。アンカレッジの攻防、アリューシャン列島での銃撃戦…たび重なる危機を脱し、二人は日本への密入国に成功する。だが、そこで待ち受けていたのはさらなる試練と困難だった。原爆投下へ刻々と迫るタイムリミット。窮地に追い込まれたミノルは、最後の賭けに出る―圧倒的スケールと緊迫感で疾走する冒険小説の大傑作。
著者等紹介
建倉圭介[タテクラケイスケ]
1952年生まれ。97年「クラッカー」で第17回横溝正史賞佳作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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