角川文庫<br> スイッチを押すとき

個数:
電子版価格
¥638
  • 電書あり

角川文庫
スイッチを押すとき

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年03月29日 22時52分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043792061
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「僕たちの命は、スイッチを押すと消えちゃうんだ」
自由を奪われ、命までコントロールされた少年少女たちを描いた、山田悠介が放つ極限サスペンス!

内容説明

青少年自殺抑制プロジェクトセンターで、監視員として勤務する南洋平。ここでは、4人の少年少女に、自らの命を絶つ“赤いスイッチ”を持たせ、実験をしていた。極限状態で軟禁され、孤独に耐えられず次々と命を絶つはずが、この4人は“7年間もスイッチを押さない”という異例の子供だったのだ。彼らが生きたいと願うその理由を聞き、南たちは脱出を図るが、そこには非情な運命が待ちうけており―。

著者等紹介

山田悠介[ヤマダユウスケ]
1981年生まれ。2001年のデビュー作『リアル鬼ごっこ』(文芸社/幻冬舎文庫)が若い読者に圧倒的に支持され、大ベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

194
初読みの作家さんです。良い悪いは別にして、とにかく著作を多数書いている作家さんですよね。『リアル鬼ごっこ』はなぜか抵抗があったので手に取ることができず、無難?にこの作品を読みました。確かに多くの作品があらゆる方に読まれているというのはわかる作風でした。読みやすく、話の展開(流れ)もスムーズなので‘飽き’はこないと思いますが、その分、本来‘重く’受け止めて感じなければならない箇所が、サラッと流されてしまっている。そんな感じがしなくもなかったです。悩み多き年頃の学生さんは読んでみる価値は大いにあると思います。2011/01/15

hit4papa

123
自殺者を食い止めるためのプロジェクトに選ばれた少年少女と、彼らの監視員の触れ合いを描いた作品です。読み始めから、命の大切さ、生きることの意味みたいなものを謳いあげるタイプの作品かと想像しました。しかし、これは、全くハズレてしまいます。高邁な理念は見られません。自分が本作品に入り込めなかったのは、自死する子供たちの悲哀を描いているものの、そこにあざとさを感じてしまうからです。本作品は、中学生ぐらいがターゲットの作品でしょうから、生きることの意味について、きっちりと書いて欲しいところです。2020/05/18

yumimiy

71
2冊目、「8.1」の「ジェットコースター」が面白かったのでこれも理不尽系かなと期待。だが、その期待は予想以上の理不尽さで、おっタマゲの国家犯罪。政府は「青少年自殺抑制プロジェクト」を立ち上げ、あえて子供を自殺に追い込むという実験データを収集。ま、何でもアリの作話なんだから最後まで付き合う。困ったことに読めば読むほどなんか段々と腹が立つ、親ってこんなにひ弱?大人ってこんなに無力?政府の実験にひとり立ち向かう男、南 洋平。囚われた子供を救うが、この男に驚愕の秘密が😱無痛で即死できるスイッチがあったら欲しいか2021/07/25

まさきち

71
若者の自殺を抑制すべく無作為に抽出された子供達を被験者にして自殺のメカニズムを解明しようとする近未来の日本。その中で疑問を持った一人の施設の監視員が長年施設に監禁されている被験者を引き連れて脱獄をするがその裏には…結末は中盤辺りでつかめてしまい、全体を通して流行のアイドルを起用した映画のような印象でした。2016/05/27

金吾

60
救いがない話でした。山田さんが書く近未来の話はこの系統が多いように感じます。何を目的にしているのかわからないままですが、愚民政治になるとこのような事態になることを防げないということはわかります。 洋平のした行為は背景も知ると間違えていないのかなと思いました。ただ全体としては薄い話でした。2021/06/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/567281
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。