角川文庫<br> 三色ボールペンで読む日本語

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角川文庫
三色ボールペンで読む日本語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 223p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043786015
  • NDC分類 019
  • Cコード C0195

内容説明

青で「まあ大事」、赤で「すごく大事」、緑で「おもしろい」。三色ボールペンで色分けしながら文章に向き合うことは、シンプル且つ誰にでもできる読書法。最も簡単な、脳を鍛えるトレーニングツールだ。カチカチとボールペンを切り替えながら色分けして文章を読むことで、あなたの要約力、コメント力、読解力と思考力は飛躍的に伸びる!日本語力向上の、斎藤メソッド決定版。

目次

1 脳を鍛える三色方式(線を引かない子どもたち;線を引くには勇気がいる;「読むこと=考えること」の技化;本は思考のバッティングマシーン ほか)
2 三色を技化する(まずは慣らし運転―星新一『きまぐれロボット』;人がどこに線を引いたのかを聞くのは楽しい;新書に線を引く―内田義彦『読書と社会科学』;著者独自の表現にレスポンスする ほか)

著者等紹介

斎藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒。同大学教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。主著に、『身体感覚を取り戻す』(新潮学芸賞)『声に出して読みたい日本語』(毎日出版文化賞特別賞)など多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

einstein

24
齋藤孝著『三色ボールペンで読む日本語』読了。以前から三色ボールペンで本を読む習慣がついているが、その意義やコツなどの復習も兼ねて読んだ。基本的なことについては新規の知識はなかったが、実践レベルでは参考になる部分が多かった。例えば、小説に引くのにはまだ抵抗があったりして著者の方の理想とするレベルにはまだまだ達していない。これから古典などの密度の濃い本を読んでいくので、この三色ボールペン読書法の練習をし、なおかつ多くのものを得たいと思う。2015/10/12

くろほ

16
ペンで汚しながら読もう!と決めてから読んだ。その分僕の場合スッと入って来易かったところはあると思うけど、「本を汚したくない」と考えている人もこの本はぜひ読んでみてほしい。ルールが明確でわかりやすいし、何より本に対して積極的な姿勢になれる。本との距離が一段階縮む感じ。まだ小説に線を入れる勇気は出ないけど、まずは新書に線を引いて身体に覚えさせたい。2011/02/23

しょうご

15
途中から居ても立っても居られず、齋藤先生の文章にボールペンを引きながら読んだ。客観的に最も大事なところに赤、大事なところに青、主観的に面白いところに緑、とやり方はとてもシンプルだけど、奥が深いなという印象。まずは昔の教科書を引っ張り出して練習しようかと思う。2015/01/04

おはぎ

14
★★★★☆三色ボールペンで線を引きながら読書する方法を解説。赤は重要、青はまあ大事、緑は自分の興味のある部分と色分けして線を引いていくのだが、練習用文章があって実体験できるのが良かった。直接本に線引くのはちょっと…、間違ったところに線を引いたら嫌だな…とかいう心配にも答えてくれています。2016/06/29

KJ

14
相変わらず本を汚す勇気がないので背中を押してもらおうと思って読んでみた。確かに何処にどの色で線を引こうか、と意識する事により頭には残りやすくなるんだろうね。実は似たような事はやっていて、新聞のコラムの書き写しをしていて、本に線を引くのは勇気がいるのでその自分で書き写したものに線をひいている。これは色んな読書術、ノート術を読んで思い付いたもの。これが結構良い感じ。自分でノートに書いたものだがら遠慮なく引けるし。取り敢えず家にあるボロボロになった実際の本に線を引いてみよう。2015/06/07

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