内容説明
「美人なのにふられる」「テレビが壊れた」「夫が愛してくれない」「年長者がサボってばかり」「やりたいことがありません」などなど、芥川賞作家・町田康が、一筋縄ではいかない数々の相談に答える「どうにかなる人生相談」。そして気鋭の物語作家・いしいしんじと東京の街を歩きながら人生について語り尽くす「苦悩の珍道中」を収録。世の悩める人々へ贈る、パンクな人生応援歌。
目次
彼の家は一流志向
何をやっても続かない
哲学にハマっている夫
夫が愛してくれません
夫が会社を突然辞めた
明るい性格になりたい
DJになりたい
夢に振り回されます
俳優さんに会いたい
だらしない生活〔ほか〕
著者等紹介
町田康[マチダコウ]
1962年、大阪府生まれ。高校時代より音楽活動を始め、INUを結成。81年、アルバム『メシ喰うな!』でデビュー。96年に発表した処女小説『くっすん大黒』でドゥマゴ文学賞、野間文芸新人賞を受賞。2000年『きれぎれ』で芥川賞受賞
いしいしんじ[イシイシンジ]
1966年大阪府生まれ。2000年、初の長編小説『ぶらんこ乗り』を上梓し、03年、『麦ふみクーツェ』で坪田譲治文学賞受賞。翌年『プラネタリウムのふたご』が三島賞候補に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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