出版社内容情報
偉才が放つ、驚天動地の戦慄ミステリ!
さえないオタクの真藤数馬は、無職でもちろん独身。女王様との出会いが、めくるめく悪夢の第一歩だった……。ミステリ界の偉才が放つ、超絶エンタテインメント!
内容説明
真藤数馬は冴えないオタクだ。無職でもちろん独身。でも「ひきこもり」ってやつじゃない。週1でビデオ屋にも行くし、秋葉原にも月1で出かけてる。今日も可愛い妹と楽しいデートのはずだった。あの「女王様」に出逢うまでは…。数馬にとって、彼女との出逢いがめくるめく悪夢への第一歩だったのだ。―全く先が読めない展開。個性的で謎めいた登場人物。数慄的リーダビリティが脳を刺激する、未曾有の衝撃サスペンス。
著者等紹介
歌野晶午[ウタノショウゴ]
1961年千葉県生まれ。東京農工大学卒。88年『長い家の殺人』でデビュー。2003年に刊行された『葉桜の季節に君を想うということ』が「このミステリーがすごい!」「本格ミステリ・ベスト10」の第1位に選ばれ、また第57回日本推理作家協会賞、第4回本格ミステリ大賞を受賞しベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
101
これは色んな意味で問題作。いや傑作。晶午さん凄いよ。2015/04/03
ダイ@2019.11.2~一時休止
84
主人公のダメっぷりと途中でネタバレ?するトリックはちょっと・・・。2013/09/03
choco
46
気になる作家さんだったので、図書館で借りてきた。が!キモすぎる。。。44歳引きこもり。頭ん中は妄想だらけ。ヤバイっしょー!でも、ロリコンの気持ち、ちょっとわかるかもしれない。2016/03/01
Gemi
45
久しぶりに読みたい本に登録していた本を読んだ。この装画の目、タイトルからして高圧的にかつ妖艶に感じてしまう。主人公は44歳無職のひきこもりのロリオタク。そして期待通り面白かった。序盤の出会いから妹の存在にはコミカルな要素もたっぷり。こういうの好きだなぁと改めて思う。著作はどうしても警戒しながら読んでしまうのが定番になっているのだが、この本はサブタイトルで答えは伝わる。読了後の今、何を読まされていたんだろう…と感じた。オチがイマイチだという感想もあったが、そんな毎回「葉桜」を期待するのも違うかと思う。(笑)2018/03/26
あっちゃん
35
えっ?という、シーンの連発で上手く作者に踊らされてるんだろうなぁ私(笑)妄想?ミステリー?イヤミスなのか?自分の人を見る目に自信喪失でした!2015/02/03