角川文庫<br> リスク

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角川文庫
リスク

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  • サイズ 文庫判/ページ数 239p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043582044
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

亡くなった父が、貯金を崩してインターネット株取引!?頑なな郵貯派がなぜ。遺産はどこに。ある日住んでいた社宅が売られることに。僕ら一家は、住宅展示場をまわり始めた。でも、ローンって本当に大丈夫!?別称「リストラ村」に異動になった三好。ところが会社のネットワークにウィルスメールがばらまかれ、三好の研究が突如脚光を浴び―。誰にでも起こりうる危機。そんなときあなたはどうする?突如として起こった三つの一大事を、コミカルに描く短篇集。

著者等紹介

井上尚登[イノウエナオト]
1959年神奈川県生まれ。東海大学工学部卒。会社員を経て放送作家となる。99年『T.R.Y.』で第一九回横溝正史賞正賞を受賞し作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Walhalla

11
遺産・株・住宅ローン・リストラなど、中年サラリーマンなら経験する可能性のある「リスク」を焦点に描かれた短編集でした。 とは言え、暗いお話しではなく、読後感はどれも良かったです。 なかでも、『十五中年漂村記』のお話しが良かったです。(どこかで聞いたことのあるような響きですが・・・。) 明日も頑張ろうという気持ちになりますね。2016/01/12

ニカ

6
住宅病が1番面白かったですが、もっと軽い内容かと思ったら、意外に難しい話でした。全体的にはそんなに面白くはなかったです。2018/12/04

テニやす

2
楽しい 短編集 短編集は こうでなくては2015/04/09

福猫

2
帯に書かれた『「まさかの時」のヒントあります』に妙に惹かれてしまった。(笑)。 短編だし、読みやすい。1話目に関しては、またしても自分でも出来るかもしれない…。と思ってしまう。だがしかし、株は恐くて手を出せないまま現在に至る。個人的に好きだったのは3話目ダナ。ロボットアニメ世代の人にはたまらない作品かも。2006/04/03

eo

2
大好きな井上さんの作品。短編小説もまた素晴らしい!一話目は株によるリスク。二話目は住宅購入によるリスク。三話目はリストラによるリスク。どれも正解はないし、正しい結論はないけれど、生きていく上で遭遇する確率は非常に高い。お話の最後にホロッとする家族愛が素敵♪2011/10/31

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