出版社内容情報
三谷幸喜の仕事を自らが語った単行本「NOW and THEN 三谷幸喜」の内容に、新たな語り下ろしを加え、より充実させた改訂版の文庫本。三谷氏の仕事はもちろん、人間性や創作の秘密がわかる貴重な1冊。
内容説明
なんと小学生の時から脚本を書いていた男、三谷幸喜。「古畑任三郎」「ラヂオの時間」のみならず、脚本家として舞台、ドラマ、映画を中心に、様々な仕事をしてきた。その三谷幸喜の仕事を自ら振り返った単行本「NOW and THEN 三谷幸喜」の内容に、新たな語り下ろしを加え、より充実させた改訂版をついに文庫化。今までの仕事はもちろん、人間性や創作の秘密の一端がわかる貴重な一冊。香山リカ氏との対談に特別寄稿として、お母さんも登場。笑いの天才脚本家のあらゆること、全部つめこみました。
目次
仕事、三谷幸喜の全作品解説
そして誰もいなくなりかけた
対談・香山リカ×三谷幸喜
特別寄稿・三谷幸喜の母、三谷直江
著者等紹介
三谷幸喜[ミタニコウキ]
脚本家。1961年7月8日東京生まれ。83年大学在学中に劇団「東京サンシャインボーイズ」を結成
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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syuntaro
8
【三谷幸喜が自身の仕事を面白おかしく語る半生の記録】三谷幸喜は目立ちたがり屋な割に、人前では緊張してばかりで、対人恐怖症にすら感じる。が、彼の作品に触れると、生まれ持った天性の才能なのかな、と思う。氏の幼少期~2001年までの舞台・映画・テレビ等の仕事での思い出を語った記録である。天性のセンスを持ち合わせていても、劇団を纏めながら、無名時代には苦手な放送作家の仕事も引き受け、営業もしていた。作品の質や観客の反応に一喜一憂していた。そんな経験もまた、彼の類稀な才能を引き出す土壌になったのではないかと思う。2014/06/03
仮名
5
三谷作品をすべてコメント付きで掲載している本。僕は古畑任三郎くらいしか知らないからほとんどすっ飛ばしつつ読んだけど、三谷ファンや、劇とか映画に興味のある人なら多少面白く読めるかも。しかしまあ多作なこと。表現の世界で一流として生き残るには、いいものを書く、だけでなく、いいものを書き続けないといけないのだと感じさせられた。2009/11/29
ときどきぷろぐらま。
5
三谷さんのファンです。朝日新聞で連載をしていた時も楽しみにしていました。これだけの作品を全て記憶しているのはすごい!と思いました。ますますファンになりそうです。2009/10/20
読み人知らず
4
懐かしい作品群が。キングオブコメディだったよね。今もそうか。2012/09/30
FourSeasons
3
もうすぐ封切りの新作があることを知ったすぐ図書館で目にとまった。内容は、ほんとにこれまでの仕事についての雑記。ところどころ奥さんのことが書いてあってあって、今となってはちょっと切ない。とりあえず、新作楽しみにしてます。2011/10/12