角川文庫<br> ひとを“嫌う”ということ

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角川文庫
ひとを“嫌う”ということ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043496020
  • NDC分類 141.6
  • Cコード C0195

内容説明

あなたはひとから嫌い!と言われたら動揺するでしょう?あなたは自分が嫌いなひとからもできれば嫌われたくないでしょう?日常的にふりかかる「嫌い」の現実とその対処法を、家族にとことん嫌われた哲学者が徹底的に考え抜いた。「嫌い」の要因8項を探りあて、自己嫌悪、嫉妬、軽蔑、復讐の本質をみきわめ、“サラッと嫌い合う”技術と効用を解き明かしていく―。豊かな人生を過ごすために、きちんとひとと嫌い合う、「嫌いのバイブル」誕生。

目次

1 すべての人を好きにはなれない(嫌われたくない症候群;中学生に見る人間本性 ほか)
2 「嫌い」の諸段階(日常的な「嫌い」こそ難問である;えせ平等社会 ほか)
3 「嫌い」の原因を探る(相手が自分の期待に応えてくれないこと;相手が現在あるいは将来自分に危害(損失)を加える恐れがあること ほか)
4 自己嫌悪(自己嫌悪と自我理想;自己嫌悪と「ひきこもり」 ほか)
5 「嫌い」と人生の豊かさ(「嫌い」を抹消することはできない;「嫌い」は自己反省させる ほか)

著者等紹介

中島義道[ナカジマヨシミチ]
1946年、福岡県生まれ。東大教養学部並びに東大法学部を卒業。1977年、東大人文科学大学院修士課程修了。1983年、ウィーン大学哲学科修了。哲学博士。電気通信大学教授。専攻は時間論、自我論、コミュニケーション論
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

瑪瑙(サードニックス)

59
作者ご自身が奥様とご子息から嫌われているという点がちょっと面白かったです。この本のタイトルがとても気になって手に取った次第です。私自身「冷たい」という印象を人に与えるようで、親戚が義母や夫にそう言っていたと聞かされた時は、勝手に思い込みだけで判断してほしくないものだと憤ったものでした。でもだんだん他人の評価に振り回されるのは変だと思うようになり、気にしないようになりました。本書でも色々なパターンが載っていてナルホドと思いました。全ての人を好きになる必要はないし、全ての人に好かれる必要もありませんものね。2018/05/30

53
最近、立場上仲良くしておかなければならない関係の人をどうしても好きになれず、嫌いで嫌いでたまらなくて、そんな自分もイヤで、どうにかちょっとでも楽になる道はないだろうかと思って、探し出した本。人を好きになるのと同じように、人を嫌いになることは自然のこと。理屈では理解できるんだけど、やはり読んだからといって楽になることはなく…。2018/05/07

団塊シニア

51
嫌いという感情は自然なもの、しかし人間は他人から嫌われたくない生物、自分を嫌っている人にさえ嫌われたくない生物、そして嫌われたくないのは自分を守るため、そもそも盤石な人間関係などないという作者の人生論には納得。2015/08/22

Kikuyo

33
良かった。人を好きになることが自然なら、その反対のベクトルを持った嫌いになることも、ごく自然なはず。全ての人から好かれる必要もない。嫌いという感情は普通なのであって、それがダメだとか否定することは無い。「嫌い」という感情も自分の豊かさの中に吸収してしまえばいいのだな。正々堂々と、健全な美しい適度な復讐のススメというのも面白い。「4 自己嫌悪」の章に引き込まれた。2017/03/23

活字スキー

30
以前に読んだ『「対話」のない社会』がなかなか面白かったので。おそらく『嫌われる勇気』をよりミもフタもなくぶっちゃけた内容なんじゃないかな。人が他人を好きになる時、具体的な理由がハッキリしていることもあれば本人にもよく分からないこともある。それは人を嫌う時も同様。人を嫌うことや他人から嫌われることを過剰に恐れ忌避するのではなく、その感情もまた人として自然なものであると受け止めることは人生において少なからぬ意味がある。今回もなかなか興味深く読ませていただきました。 2021/11/17

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