内容説明
暴君として知られる燕山君の時代。旅芸人チャンセンと相棒の女形コンギルは、仲間とともに王をネタにした芝居で大成功を収めるが、王を侮辱した咎で捕えられてしまう。間一髪、芝居で王を笑わせることに成功し、一団は宮廷芸人としての地位を得るが、幸運も束の間―嫉妬と愛憎の渦巻く中、王とコンギル、そしてチャンセンの、壮絶な悲劇の運命が始まった…。韓国映画歴代NO.1ヒットを記録した感動巨編、衝撃の小説版。
著者等紹介
チェソクファン[チェソクファン]
イ・ジュンイク監督『黄山ヶ原』、シン・ヒョンジュン主演『達磨よ、ソウルに行こう!』で脚本を手がける。『王の男』では、大鐘賞脚本賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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実海棠
2
チャンセンとコンギルが魅力的。王とキーセンの存在も魅力的。起承転結の転結の部分がやや展開が早くて雑。たまに読み返したい。
Misa
2
これは映画のノベライズだったけど、もともとは芝居らしい。戯曲が読みたい。2011/01/30
みや
1
手放す前に再読2014/08/06
inarix
1
「どうか次の世も芸人として生を授けて下さい。例え、権力者たちの一存で容易く命を奪われてしまうとしても──」 あらゆる世のしがらみを捨て、心のままに自由に己の舞台で“遊んで”いたかった魂が翻弄されるエゴと悲しみを描く韓国映画の小説版。 2013/08/07
ayaka
1
映画がね,好きだったの。2007/08/14