角川文庫<br> ダ・ヴィンチ・コード〈下〉

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角川文庫
ダ・ヴィンチ・コード〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 292p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784042955054
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

キリスト教を揺るがし、ヨーロッパ史を塗り替えた、世紀の大問題作!フィボナッチ数列、アナグラム……数々の象徴の群れに紛れたメッセージを解き進むラングドンとソフィーの前に現れたのは、ダ・ヴィンチが英知の限りを尽くして暗号を描き込んだ絵画〈最後の晩餐〉だった。

ダン・ブラウン[ダンブラウン]
著・文・その他

越前 敏弥[エチゼン トシヤ]
翻訳

片岡 忠彦[カタオカ タダヒコ]
著・文・その他

内容説明

ティービング邸で暗号解読の末、彼らが辿り着いたのは、ダ・ヴィンチが英知の限りを尽くしてメッセージを描き込んだ“最後の晩餐”だった。そしてついに、幾世紀も絵の中に秘され続けてきた驚愕の事実が、全貌を現した!祖父の秘密とその真実をようやく理解したソフィーは、二人と共に、最後の鍵を解くため、イギリスへ飛ぶ―。キリスト教の根幹を揺るがし、ヨーロッパの歴史を塗り替えた世紀の大問題作。

著者等紹介

ブラウン,ダン[ブラウン,ダン][Brown,Dan]
1964年、米ニューハンプシャー生まれ。アマースト大学を卒業後、英語教師から作家へ転身。1998年“Digital Fortress”(角川書店より近刊)でデビュー。2000年『天使と悪魔』(ラングドン・シリーズ第1作)、01年『デセプション・ポイント』(ノンシリーズ)を刊行。03年、ラングドン・シリーズ第2作となる『ダ・ヴィンチ・コード』を刊行、全世界でベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

zero1

165
黒幕「導師」の正体は誰?聖杯を巡るラングドンの長い冒険と謎解きがついに終わる。フランスから英国へと舞台は国際的に。寝ないで頭をフル回転させるのは、私には無理(笑)。美術や建築を始め美容整形にも用いられている黄金比やフィボナッチ数列など知識は豊富だが、あっけない終わりかたのようにも感じた。これは再読だからなのだろうか?また、美術やキリスト教の世界観、もちろん聖書の基礎知識がないと作品を深く理解できないだろう。世界に秘密結社はどれだけある?彼らはラングドンが秘密を解くのを今日も待っているのかもしれない(笑)。2020/07/23

ジェンダー

149
読み終わった!マグダラ・のマリアとイエス・キリストの話が中編に出て最終的にどう繋がるんかと思ってたら最後まで読んでやっとわかった!この結末はびっくりである物の正しい歴史を知りたいと言うのはわかるけど知った人間がどう扱うかによって変わってくる!みんなそれぞれ秘密はあると思うし大きい組織で長い歴史を持っていればより自分達に都合の悪い歴史は隠したがるのもわかる!それを知らない事がいい事もある!いつの時代も秘密を守るのは大変であるなぁって感じたしまた映画を観たくなりました!2023/12/13

セウテス

115
【ラングドン教授】シリーズ第2弾下巻。空港から警察の手を逃れて、いよいよ物語はクライマックスへ。追いついてくるオプス・デイの司教と修道僧シラスの、動かなくてはならなかった理由に、宗教が必要だった時代と現代の認識の差の様なものを感じる。伏線のひとつは、チョッとヒント強すぎの感があり、謎の黒幕導師とは誰かは分かりやすい。聖杯伝説の新たなひとつのアプローチとして、現実的であり本作こそが事実であると思える程だ。各々の登場人物のラストは、読み応えあり感動ありだが、ソフィーの先祖まで広げると大風呂敷に感じてしまう。2020/05/06

レアル

105
聖杯伝説ここに完結。私はキリスト教系の学校を卒業したはずなのに~♪なんでこんなに歴史を知らないんだ!なんて思いながら読んだ。ラングドンとソフィーとの追跡のハラハラドキドキの躍動感溢れる文章と、謎の真実を早く知りたい一心であっという間の読了。そしてラストが良い!ロマンを感じる。。2015/01/15

せ~や

100
物語の構成にすごくびっくりしました。章ごとに登場人物のそれぞれの視点で物語が構成され、同じ時間での出来事をそれぞれの章でそれぞれの視点で繰り広げられていく。こんなに広げて収集が付くのか?という心配も杞憂に終わり、何の違和感もなく、無理矢理感もなく、きれいに収集が付いて、最後に大どんでん返しで味付けをして、満足感たっぷりに物語がきれいに終わる。これほど素晴らしい本はありません。

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