角川ホラー文庫
ソウ―SAW

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  • サイズ 文庫判/ページ数 183p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784042945017
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

老朽化したバスルームで目覚めた二人の男。足首は頑丈な鎖で繋がれ身動きがとれない。二人の間には血みどろの自殺死体とテープレコーダー、一発の銃弾、そして二本のノコギリ―。不条理な状況のもとでパニックに陥る二人にテープの耳障りな声が告げた。「六時までに相手を殺せ。さもなくば…」恐怖の極限を超えた悪魔的サスペンスホラー映画を完全ノベライズ。

著者等紹介

行川渉[ユキカワワタル]
1970年生まれ。文筆業。ノベライズなどを多く手がける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

じゅんぢ

34
映画に興味があるけど、グロいと聞いたので諦めて小説の方を読んでみた。この作品がヒットしてから日本の漫画もデスゲーム物が増えたような気がする。好きだからいいけど。2018/08/07

のりすけ

21
私の中でベスト10にランキングしている「SAW」。ノベライズバージョンはあの畳み掛けるようなカット割りの素晴らしさが文字で表現できていなかったのが少し残念。ところで「SAW」はグロいという評価があるようですが「SAW1」はそんなにグロくありません。ぜひとも映画も観ていただきたく候。その後どんどんグロくなっていきますが、そこも含めての「SAW」じゃけぇ!たまに理不尽な事件があったりすると「あー、コイツらジグソウに捕まってしもたらええのに」と思うくらいにはジグソウに共感してます。え?オカチイの?2019/07/06

にゃんころ

15
グロすぎて観るのを途中で断念した映画のノベライズ。どうかなーと思ったけど、割と大丈夫だった。全体的に軽い感じで怖さはあまり感じなかったのだけれど…。最初だからかな。こちらとしてはむしろそっちの方がありがたいけどもw読みやすかったです。2017/03/29

καйυγα

15
SAW第1弾。ほぼ映画と同じで映画館に居た気分。だが、映像では描かれていない心情がよく伝わってくる。特に人の残酷で悲しい部分だ。SAWという作品はホラーよろしくとただのグロテスクなだけではない。テーマは生と死だ。そして私が最近よく考えることも生と死だ。ほとんどの人間は生きることを当たり前のように思っているであろう。そして同時に生きることの重大さを認知できていないであろう。ただ、最後の一瞬、死を迎える直前まで。きっとその瞬間、命の尊さを想うんだろうなぁ。そんな風に改めて考えさせられるからSAWが好き。2014/11/02

マナフィー

10
映画のノベライズ(小説化)本ですが、僕この映画はシリーズ通して観ました。映画では衝撃的なシーンが印象強く、登場人物の心理まで観る余裕が無かったです。(僕ビビリなんです)ですのでノベライズを。読んだところ、映画の衝撃的なシーンの描写はやはり映像の方が上ですが、文面からでも伝わります。ですがこのノベライズは衝撃的なシーンよりも、登場人物の心理描写の方に重きを置いていると思いました。構成も登場人物がそれぞれの状況や心情を交互に語り物語は核心(終末?)に向かうというノベライズ物としては読みやすく良い作品と思います2015/10/13

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