内容説明
特別な力を授かって生を受けたアルヴィンは、ある日インディアンの予言者テンスクワタワに出会い、その兄タクムソーとともに旅に出発することになった。18世紀末―北米大陸はヨーロッパからの開拓者、侵略者、そして先住民とで一触即発の危機に瀕していた。白人との住み分けによる共生を望むテンスクワタワ、白人を大陸から追放しようとするタクムソー。両者に影響されながらも、二人を守り、平和な世界を模索するアルヴィン。しかし「戦い」はついにはじまった―。『消えた少年たち』『奇跡の少年』『アビス』などで当代随一のストーリーテラーの地位を確立したカードが贈る、魂の旅路。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どんまいシリル
6
アメリカの開拓史に疎いのだが、史実を無視して、アルヴィンと兄ちゃんの物語を楽しめた。続きは翻訳されないだろうなぁ。この一家が好きになり始めてきたので、残念。2016/06/13
パカゲニー
5
オースン・スコット・カードの1988年のファンタジー作品で奇跡の少年の続編。アメリカ開拓史上のパラレル・ワールドで起きる白人と先住民族との戦い。決して読み易くはなかったけれど主人公を通じそれぞれの生き方を楽しめました。 2022/08/03
NORMAD
1
続きを楽しみにしていたのだが、一向に出版される様子がない。角川の翻訳ものはこんなんばっかり。
丰
0
Y-012000/11/28
のちおちゃん
0
☆2000/01/06