内容説明
死んだはずの父が生きている。行方を探す手がかりは、形見に残された16世紀の航海日誌だけ。スペイン船を襲い、略奪をくり返したフランシス・ドレークの航海日誌には、全米を驚愕させるような事実が書かれていた。父親探しの依頼を受けた弁護士サムが日誌の出所をたどるうちに、時に埋もれた男たちの欲望と企みが浮かび上がる。だが、核心に近づくサムの周りで次々に人が殺されてゆく…。古びた航海日誌をきっかけに暴かれる壮大な物語は、4世紀の時を越える―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
RIN
14
マドリアニ弁護士シリーズではない単発もの。これがデビュー作。1995年邦訳なので時代は感じるし、人物造形・心理描写等にデビュー作らしい粗雑さは感じるものの、相変わらず物語力で読ませる。物語力といっても事態の二転三転どんでん返し系ではなく、弁護士らしい(失礼!)、人や言動を見る目の疑心暗鬼さ?慎重さ?で、先が読めない面白さがある。登場するのはほぼ弁護士だが、リーガルサスペンスではなく冒険小説です(^_^)v2018/06/08
midokame
1
★★★
kanamori
1
☆☆★2013/10/01
kama
1
★★ 前半で提示される謎や人物は中々魅力的ではあるが、皆々の行動が説得力無く、ミステリー、物語として破綻しておる。殺人事件の真相はちょっと驚いたけれども。2013/08/20
ゴリゾウ
0
伏見威蕃 訳/死んだはずの父が生きている。行方を探す手がかりは、形見に残された16世紀の航海日誌だけ。スペイン船を襲い、略奪をくり返したフランシス・ドレークの航海日誌には、全米を驚愕させるような事実が書かれていた。『カバー』 #16812001/09/25
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- 和書
- マイン 〈下〉 文春文庫