内容説明
謎の暗殺者を追うボーンの追跡行は、香港からマカオ、広州、そして北京へと延びた。偽のボーンをつれて帰らないかぎり、マリーとの平穏な生活は戻ってこない…。そして今、彼は目ざす獲物を目の前にしていた。ジャングルの奥深く、凄惨な集団虐殺の現場にやつはいる。暗殺者対暗殺者。宿命の対決は迫った。だがボーンは、自分がすでに、アジア全域を火薬庫と化しかねない危険な陰謀の一コマに組み入れられていることを知る由もなかった―。驚異のスーパーベストセラー、興奮の完結編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケイ
107
上巻からマカリスターが腹が立って仕方なかったのだけれど、これでいいの? 舞台が返還前の香港で二十年前だから、中国の状況も随分と変わったものだと思う。マリーは、必要なのかしら。純粋にスパイや殺し屋の物語ではなく、愛する人が絡んでくると、今後も話の展開に無理があるような気もする。ここまで感想を書いていて思ったのは、原作より映画の方がずっと非情で追いつめられた話なのだということ。どこか牧歌的な原作を読んだ違和感は、映画と比べるからだ。これはこういう話として読めばいいのだな、なるほど。2016/11/20
フジキン the 誤字ラ
2
★★★☆☆ 最後まで面白く読めた〜!!1作目と違って、ストーリー的にはそんなに難しく複雑でもないのがいいな。1作目はちょっとわかりづらかったとこ多かったし。 ボーンと言う特殊な設定を上手く活かしたストーリー、様々な戦闘の目的、ボーンとマリーの二重進行、どれも上手くできててテンポ良い。 次の作品も楽しみ!!2014/06/05
kaikoma
1
ボリュームの有る作品の割りに、比較的構造がシンプルで判りやすい作品だと思います。愛という概念を入れたことで、私はストーリーに幅が出た気がしますが、そこは評価が分かれるかも知れません。2冊組くらいに纏めても完結した気も します。2010/08/27
キミ兄
1
敵を追い詰めるジェイソン・ボーン。セリフが多く説明が少ないので状況を把握しにくいが、それでいいのだ。☆☆☆。2016/05/03
アッシュ姉
1
★★★★★