• ポイントキャンペーン

角川文庫
戦士たちの挽歌―Forsyth Collection〈1〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 294p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784042537229
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

ロンドンの寂れた街角で、足の悪い老人が二人組の男に襲われた。犯人は殴る蹴るの暴行のうえ、財布を奪って逃走。被害者は脳内出血で、身元不明のまま死亡してしまう。やがて、犯人は目撃者の証言によって逮捕され、誰もが有罪確実とみていたのだが…。表題作「戦士たちの挽歌」をはじめ、結末の意外性が存分に楽しめる三編を収録。物語の醍醐味が凝縮された、珠玉の短編集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おいしゃん

36
久しぶりに海外文学にチャレンジ…が、やはり肌に合わず。たぶん名作なのだが、 どうにも横文字の名前・地名が続くと、何が何だかわからなくなり混乱。2018/01/09

きょちょ

23
フォーサイスの短篇(中篇とも言えなくない)は初めて。 3篇収録。 彼の作品は4冊目だが、今回は今までの作品と比べるとかなり異色と感じた。 表題作「戦士たちの挽歌」は、なぜこの題名なんだろうと不思議に思っていたが、最後まで読むと「なるほど」である。一番面白かった。 「奇跡の値段」は、オチにはびっくり。見事に騙された・・・(笑)。 「競売者のゲーム」は、練られた作品だが、「ありがち」な話とも思う。 でも、こういった作品も書くのかと、作者に一層興味を持った。 ★★★★  2017/09/23

Makoto Yamamoto

20
再読本。 フォーサイスは何度読み返してもいい。 本書は書名の「戦士たちの挽歌」を含めて3篇の短編からなる。 いずれも終盤にどんでん返しがあり、面白い。 一番好きなのは書名の「戦士たちの挽歌」。大東亜線戦争に従軍した父が、戦友は家族の上を行くと言っていたことを思い出した。 素晴らしいバリスタであり戦友だったと思う。「競売者のゲーム」も、面白い。 特にエピローグ的な部分でホッとした。「奇蹟の値段」も良かったが、宗教的なことに疎い肝心なことを読み落としているかもしれない。2020/12/20

syachi

5
いいねー。意外な逆転を楽しめる。奇跡の値段のオチは違った意味でちょっと悲しい…2015/01/17

tai65

3
星5つ2019/05/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4708
  • ご注意事項