内容説明
バニーとエラは一夜にして夫婦となり、リリアンという九歳の娘を持つことになった。しかも彼ら三人は、一足とびに億万長者に!もちろんこれは偽装である。エラにとってバニーは、夫どころか天敵で、リリアンはまったくの他人、みなし児なのだ。なぜ彼ら三人が夫婦に、親子に、そしてまた“億万長者”にならなければならなかったのか?そこには聞くも涙、語れば笑いの物語があるのだが…ともかくここに出来上がった奇妙な親子には、一つの使命があった。それはリリアンをある組織に誘拐させることである!抱腹絶倒の傑作ユーモア推理。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遥かなる想い
53
軽快なペテン小説とでもいうのだろうか。リリアンという女の子を使った誘拐計画は楽しく読める。ただし、安心して読めるために、全く緊張感がなく 途中すっかりだれてしまったのもまた 事実。2004/01/01
c2c
2
大爆笑。 読んでスカッとする本は楽しい。2012/08/08
takachan
2
学生時代に初めて読んでから3回目くらいだと思うけど、やはり初回が一番面白かった。でも最後のリリアンにはウルウルする。2011/08/14
東森久利斗
1
口八丁手八丁2022/09/05
わたろう
1
偽装金持ち親子のキャラの対比がよかったです。2016/10/31