出版社内容情報
父の旅のみやげに一輪のバラの花を頼んだため心優しいベルは恐ろしい野獣の住む城へ……野獣が彼女に求めたものは――。詩人ジャン・コクトーが絶賛した美しく幻想的な物語。父の旅のみやげに一輪のバラの花を頼んだため心優しいベルは恐ろしい野獣の住む城へ……野獣が彼女に求めたものは――。詩人ジャン・コクトーが絶賛した美しく幻想的な物語。
ボーモン夫人[ボーモンフジン]
著・文・その他
内容説明
父の旅のみやげに一輪のバラの花を頼んだため、心優しいベルは、見るも恐ろしい野獣の住む城へ行かなければなりませんでした。さて、野獣は彼女に何を求めたでしょうか…。詩人ジャン・コクトオが絶賛し、映画化したこの美しい幻想的な物語は、二百年も前に書かれながら今日も人々の心を捉えます。他に「三つの願い」等珠玉の十四篇収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
151
『美女と野獣』の原作を読みたくて選んだ一冊。表題作のほか14篇の短編が収録され、いずれも元々教育者であるというボーモン夫人なりの教訓童話になっていた。顔や姿の醜さ美しさと、心の中身を対比させ、人間の愚かさを物語っている話が多く、当時の貴族社会を反映させていて興味深い。ただ、怒りの表し方、罰し方がいかにも西洋だなぁと、つい情に厚い日本の昔話と頭の中で比較しながら読んでしまった部分があった。それにしても哀れな王子様ばかりで、正直言うと途中で何度か投げ出しそうになったよ~(笑)2014/07/25
やいっち
57
主に子供たちへの教育用に書いたという。勧善懲悪というか、明確な教育的意図が。面白いのは、フランス生まれのボーモン夫人だが、イギリスに滞在していた十年の間に子供向け童話を多作したという。母国であるフランスじゃなく、イギリスの風土が彼女の想像力を開花させたようだ。2019/12/09
のえる
45
『美女と野獣』の絵本に触れ著者の他作品が気になって図書館で借りた。 表題作『美女と野獣』を始め、様々な教訓が織り交ぜられた短編集。自身の欠点に気付かずそのままにして成長するとどんな弊害が起こるのか判りやすく表現されている。恋愛や結婚、親子や兄弟姉妹など家族関係や、仕事の向き合い方にもスポットを当てているなど色とりどりな描写。学ぶことも多く、予想以上に深く濃い一冊だった。 バラエティーに富んだ仙女の活躍や一種の宗教観を感じさせる道徳のような表現も印象的だった。2021/04/29
スプーン
34
(「美女と野獣」のみレビュー)フランスの教訓話。基本ストレートな出来です。またジャン・コクトーの映画版が観たくなりました。2020/08/21
佳乃
28
正しいことも悪いこともその報いは自分に返ってくるということ。どの話もいいけれど、子供向けの教訓染みたものですね。2015/12/09
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