角川文庫<br> 鏡の国のアリス

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角川文庫
鏡の国のアリス

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  • サイズ 文庫判/ページ数 173p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784042118022
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

125
再読。と言っても前回読んだのは、子供の頃。今回はアングロサクソンについての言及を探すために。アングロサクソンとは杓子定規で融通がきかないと言うことだろうか。今一つ読み取れない。本の内容としては、鏡の国~より、キテレツ・不可思議度合いが上をいっている。とにかく、次から次と場面が変わるが、こちらにはウサギもいないので、指標がない感じである。鏡の国ならではの出来事がもっと欲しかったかな。こちらはアリスの冒険というより、アリスがした体験というところ。2016/04/10

saga

40
【再読】『不思議の国のアリス』以上に英語の洒落と、英国の歴史や童謡の知識が要求されるようだ。ハンプティ・ダンプティも知らなければ楽しめない。初版は昭和34年で、昭和60年43版というロングセラー。翻訳ではチェスを西洋将棋としているところが時代を感じさせた。本作はチェス盤を仮想した鏡の国なので、21世の現在では違和感でしかない。アリスがプディング(それも生きている!)を切り分けたシーンは、もしかしたら『ベニスの商人』のパロディなの?2020/03/13

どぶねずみ

32
『アリス特別展』へ行くための予習、第2弾。 『不思議の国~』より難しくなった。アリスの成長が何もよりも楽しみだけど、こんなに難しい世界に入り込んだアリスは、勉強が苦手だと言っていたのに急に賢くなったと感じる。アリス自身に責任感も生まれ、これが大人に近づいているってことなのかな。 この2冊の物語だけで大人になるための学習ができるのではないかと錯覚してしまうほど内容が大変凝縮している。また私の姪っ子へのプレゼント候補にもなったことでしょう。 この言葉遊び、是非原文で味わいたい。2022/08/03

背番号10@せばてん。

22
【ガーディアン必読1000】1988年4月26日読了。おじさんだって、たまにはこういう本を…。ちなみに表紙は和田誠画伯。1988/04/26

たいけい

12
2022年10月10日(月)読了。初読。これも物語は知っていたが最後まで読んだのは初めて。ハンプティ・バンプティはこの作品で登場するんですね。前作『不思議の国のアリアス』はトランプが背景にありましたが、これはチェスが背景にあるんですね。知りませんでした。やはり異訳や原文で読んでみたくなりました。表紙は前作に続き和田誠氏。訳者・挿絵は異なります。でも内容のナンセンスさや言葉遊びは前作に変わりません。作者の力の入れ具合を訳者が受け止め何とか伝えたいという気持ちも伝わりました。前作と合わせまた読もうと思います。2022/10/10

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