出版社内容情報
インドに生まれ、中国を経て日本に渡ってきた仏教。多様な思想を蔵する仏教の核心を、源流ブッダに立ち返って解明。知恵と慈悲の思想が持つ現代的意義を、ギリシア哲学とキリスト教思想との対比を通じて探る。インドに生まれ、中国を経て日本に渡ってきた仏教。多様な思想を蔵する仏教の核心を、源流ブッダに立ち返って解明。知恵と慈悲の思想が持つ現代的意義を、ギリシア哲学とキリスト教思想との対比を通じて探る。
増谷 文雄[マスタニ フミオ]
著・文・その他
梅原 猛[ウメハラ タケシ]
著・文・その他
内容説明
インドに生まれ、中国を経て、日本に渡ってきた仏教。その胎内には実に多くの思想が宿されている。仏教思想の本質を見つめ直す試みは、いま、現代人に求められている思想的課題といえる。仏教は、ブッダ・ゴータマに源を発する。ブッダの偉大なる知恵と慈悲の思想をギリシア哲学やキリスト教思想と対比しつつ、その現代的意義を探る思索の書。
目次
第1部 知恵と慈悲の源流(ブッダとの出会い;ブッダの時代;ブッダの思想の体系;ブッダの実践の体系)
第2部 ブッダにおける存在論と人間論
第3部 仏教の現代的意義(現代と仏教;生死の問題;慈悲とは何か;業について)
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