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角川ホラー文庫
ゆがんだ闇

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  • サイズ 文庫判/ページ数 349p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041880043
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

内容説明

脳細胞までも凍らす、恐怖の連続…ホラー・シーンに新たな局面を拓いた作家6人が、それぞれの“怖さ”を突きつめ、描きこんだホラー小説の競作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やっち@カープ女子

49
かなり古いホラーの短編。アンソロもたまにはいいかも。亡くなった坂東眞砂子さんの「白い過去」ラスト、こわ〜〜ぃです。それと瀬名秀明さん、パラサイトイブ以来読んだのですが秀逸でした。最近の作品も読みたくなった。2014/04/10

キムチ27

37
小池氏、篠田氏のモノを読みたくて。あっという間に読み終える。ホラーというより、小池氏6人の職人芸という感触。それぞれ腕をまくって執筆した中身。個人的には小林さん、初読みだったが「兆」が好みだった。怖い、次は次はと頁を捲らせる・・人の心理のツボを得ているというか。

青葉麒麟

37
この短編集の括りがホラーなのは些か疑問。でも豪華なラインナップだったのでプラマイゼロ。どの短編も恐怖が曖昧なのでちょっと物足りなかったなぁ。もっと強烈なのが欲しかったです。オチが直ぐに判っちゃったけど、「子羊」が一番好き。2016/02/08

アーモンド

33
「脳細胞までも凍らす恐怖の連続」という程でもなかったが、それぞれちょっとゾワーっとした。私個人的には、地味ながら人間の本質が生み出す怖さが感じられる、「生きがい」や「白い過去」が印象に残ったかな。2015/08/22

うさっち

27
ホラー・アンソロジー。小池真理子さん「生きがい」のラストは怖いよりも上手い!が先にきてしまった。亡くなった恋人から留守電が入る、坂東眞砂子さん「白い過去」ジワジワ来る怖さで、けっきょく怖いのは幽霊よりも人間なんだなと。全体的に思っていたような怖さはなかったけど楽しめた。2016/02/29

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