内容説明
マリ―見かけは普通の少女だが、実は天国から地上へ「研修」にやってきた落ちこぼれ天使。ポチ―黒犬の姿をしているが、その正体は地獄から「成績不良」で叩き出された悪魔。本来は正反対のはずの天使と悪魔が、なぜか一緒に人間界を旅することになった。そんなマリとポチが遭遇したのは、「動物が自殺する」という不思議な事件。飼い犬、物動園の虎、公園のウサギ…たくさんの動物たちが人間の目の前で「自殺」してしまうのだが―?天使と悪魔の名コンビが活躍する冒険ロマン・ミステリー、シリーズ第6弾。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年、福岡県生まれ。76年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。作品が映画化されるなど、続々とベストセラーを刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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井上智華
5
ポチ可愛い。マリがだんだん世間ズレしたまま世渡り上手になっていくのが面白くて仕方ない。2010/08/10
kaizen@名古屋de朝活読書会
4
落ちこぼれの天使と悪魔が、地球に少女と犬として降りている。 動物が自殺をして、その飼い主も死んで行く。 奇妙な事件があいつぎ、最後の大どんでん返し。 社長の秘書の葛藤と、マスコミの記者も活躍。 ほのぼのと、凶悪との区切りがあってないような話。2011/08/16
カエル氏
2
やっぱり食い意地のはったポチが好き!2023/01/02
Masako Karasawa
2
面白い(*^_^*)
ショーマ
1
笑顔になった。マリがおもしろい‼2016/12/15