内容説明
丘の上に建つ五軒の家。孤立した住宅地で、ある朝出勤途中の住民たちが発見したのは、路上に倒れた全裸の女性だった!記憶喪失の女性を招き入れたその日から、ありふれた暮らしに異変が起こり始める。妻の失踪、教え子の誘惑、過去の秘密…。だがこれは、さらなる悲劇の幕開けに過ぎなかった!!謎の女が、五軒の家にもたらしたものとは!?日常生活に忍び寄る恐怖を描いたホラー・サスペンスの傑作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
105
自然を壊して作った5軒の家にまつわる話。 似た話で赤川次郎の作品がある。 後から越して来た人を虐めるという話がある。 次々に殺人が起こり,だんだん人が減って行く。 ニナと名前がつけられた,身元不明の女性。 結末はやや白ける。結局何がしたかったのかが分からない。 小説CLUBの連載だったとのことだ。 単行本にするときに,もうすこし手をいれて欲しかった。 著者の責任ばかりでなく,編集者の助言も必要かも。2011/05/17
鍵ちゃん
13
丘の上に建つ5棟の家。孤立した住宅地で、ある朝出出勤中の住民たちが発見したのは、路上に倒れた全裸の女性だった!記憶喪失の女性を招き入れたその日から、ありふれた暮らしに異変が起こり始める。妻の失踪、教え子の誘惑、過去の秘密…。だがこれは、さらなる悲劇の幕開けに過ぎなかった!謎の女が5軒のいえにもたらしたものとは?日常生活に忍び寄る恐怖を描いたホラーサスペンス。全体通して暗く最後はおぞましい。2021/03/18
読み人知らず
8
怖い話をちゃんと読んだ印象。どんどん人が死んでいくのはやっぱりいいね。2016/11/21
miki
8
住宅地で全裸の女が倒れていた。その女の登場を機に、住民の人生が崩れていく。簡単に言うとこんな感じだが、設定に無理がある。最後は女の正体が分かるんだけど、そのあたりの意味がよく分からなかった。2011/05/02
Akiki
7
ホラーと呼ぶにはちょっと無理があるかなぁ?っていう感じ サスペンスでもないし・・・なんでしょう?面白かったかと言われると面白くはない、怖かったかと言われれば怖くはない、結局、よく分からない作品。読まなくてもよかったかな?赤川さんには珍しくハズレを引いた気分でした。2011/02/18