出版社内容情報
食べること、飲むことから、読む本、書く本、そして、どこかにあるイケナイ世界まで、中島らもといしいしんじの奇才二人が、その辺に転がっている問題たちを、トコトンまで語りつくした、爆笑対談エッセイ!
内容説明
獣姦するならどの動物?毒物を食べたらどうなるの?フラれ続ける理由はなぜ?タブーって何?学生時代のらもさん、サラリーマン時代のらもさんは何してた?好きな映画ベスト10&嫌いな映画ワースト3は?旅に行くならどこへ行く?昔読んだ本は何?…脳味噌を溶かしてしまう笑いが満載!中島らもといしいしんじが、その辺に転がる問題を語り尽くした爆笑対談エッセイ。
目次
第1章 たべる、のむ
第2章 お楽しみ
第3章 らもさんというひと
第4章 いけない世界
第5章 読む本、書く本
著者等紹介
中島らも[ナカジマラモ]
1952年兵庫県生まれ。大阪芸術大学卒業。『今夜、すべてのバーで』で吉川英治文学新人賞を、『ガダラの豚』で日本推理作家協会賞を受賞
いしいしんじ[イシイシンジ]
1966年大阪府生まれ。京都大学卒業。出版社勤務を経て作家に
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯
51
対談集といおうか、いしいしんじインタビュー中島らもといおうか。どっちにしろ、この2人が話して面白くないわけがない!!いしいしんじさんの返しが絶妙で楽しい。会話でこれが出来るって、頭の回転がすごいなぁー。尋常じゃない!言葉だけでなく、行動もユニーク。そして、オランダのマリファナ大会を2人で取材……という名目でマリファナトリップの紀行エッセイ。書いているのは、いしいさん。2017/01/12
うりぼう
5
どの辺の問題?この変な問題。2001/06/12
出世八五郎
4
本書でいしいしんじを知った。ダ・ヴィンチ連載の大爆笑対談本。ぶははっ
hirayama46
3
町田康との共著でも思いましたが、いしいしんじは変人だなあ……。町田康も中島らもも、異常さをきちんと常識的な皮で包むことが出来る人なので、よりそのあけすけなフリークさが浮き出しますね。2016/07/27
siopy
3
中島らもといしいしんじの連続対談集。二人は初対面だったらしく、最初は普通のインタビューっぽかったけれど、途中からどんどん興が乗ってくる。特にアムステルダムで一緒に大麻キメるあたりの丁々発止のやりとりはまるでジャズセッションのようで、どう話が転がるのか全くわからずハラハラドキドキ。キワモノ(主にいしいしんじが振ってくる)ネタも盛りだくさん、例えば獣◯とかの話は普通しないだろうに。この対談を連載したダ・ヴィンチも、本当に勇気あるよなあ。2014/10/01