内容説明
「ヘンテコな位置から物事を見ると、表層のウラにあるキテレツなものが見えてくる」と、自ら拠って立つところを明確に表明するオーケン。そのヘンテコ目で、UFOや宇宙人、超能力など世間を跋扈するアヤシイものたちを、笑いをとるだけかと油断させつつ、その本質に鋭く突っ込む、息を呑むような鮮やかな技。オーケンの才気がそこかしこに満ち溢れ、読む人すべての世界観に激震を呼び起こす驚愕のエッセイ。
目次
第1章 青春の蹉跌
第2章 いろいろあるよ、いろいろね
第3章 くるみパンノート
でもって特別対談 「清水伯鳳とは何か!?」
第4章 そこでどうだろう
第5章 超常現象ノート
著者等紹介
大槻ケンヂ[オオツキケンジ]
1966年、東京生まれ。筋肉少女帯を経て、現在はロックバンド「特撮」のヴォーカリスト。その特異なキャラクターはTV、ラジオなどでも幅広く人気を集めている
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感想・レビュー
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山田太郎
75
なんかえらくがんばってる文章だと思ったら、あとがきで本人もそんなこと書いてるな。しかし、あんまり人をうらやましいとは思わないんだけど、この人の生き方はうらやましいと思う。でもけっこう苦労してるみたいだけど、それもネタにするところがいいと思います。2016/05/11
ちばと~る
22
オーケンエッセイ。20年前くらいのネタが多いけどけっこう笑えるw筋肉少女帯の誕生エピソードが良かった!あと、岡本夏生が強烈!!ロバ少女にも爆笑!!力を抜いて楽によめる。面白い!2013/09/25
林 一歩
22
馬鹿馬鹿しい。そこが良い。2013/02/28
ツバメマン★こち亀読破中
20
「いつもヘンテコな位置からこの世を見ている」大槻ケンヂの面白エッセイ。プロレス、映画、本、超常現象…上から下から斜めから眺めることで物事の本質が浮かび上がってくる…かどうかはわかりませんが面白ければそれでOKです!2015/06/21
しーふぉ
18
読んだの忘れてまた図書館から借りて来てしまったよう。読み始めてもしばらく分からなかった。大槻ケンヂさんの物事を人とは違った角度から見るのが好きです。2016/11/30