内容説明
天文二十年、昌国城を根拠として、浙海を制圧している倭寇三万の大軍団は、寧波、紹興への進攻ののち、小部隊にわかれ、更に突き進んだ。源次郎指揮のもと、大陸の奥深くへと快進撃を続ける雑賀衆は、やがて王直麾下の倭寇から離脱して、金山を目指すが…。かつてないスケールで描かれた、海洋冒険時代小説の傑作、完結篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きんてつ
4
雑賀衆の源次郎、亀若の活躍にあっという間に下巻読了!結末は…2013/04/13
はんべぇ
1
下巻に入り、破滅に向かって進んでるな感がすごかったから、ドキドキしながら読みました。2011/08/31
さっと
1
命知らずの若者たちの壮大な夢と野望の終焉を描く下巻。紀州訛りがよかった。2008/09/27
mun54
0
一攫千金に命を懸ける雑賀衆の話。2015/05/20
TiawPai
0
戦国時代の日本人vs中国人の戦闘描写が多くあり、そこにリアリティを感じ読んでいて面白かったです。主人公たちはお宝目当てに中国浙江省周辺を荒らしまくるのですが、最後は・・・2018/02/26