内容説明
かつて無数の死体が流れ着く異界の地であった下町・深川。歴史研究部に属し、深川に魅せられる咲子の周囲で、女生徒たちが次々に不可解な自殺を遂げる。事件を追う咲子は、送り主不明のCD‐ROMが自殺の共通点であるらしいことを突き止めたのだが…。梅雨前線が空を厚く覆う頃、徐々に雨足強まる深川に、冷たい恐怖が降臨する。シリーズ最高の書き下ろし傑作長編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うし
2
ミステリー風ホラーの長編。割りと面白かったとは思うのですが全体的にパンチが無いから薄く感じました。最後ちょっとこれはご都合主義なんじゃ、と思う所があったからかもしれません。転校生1、2を見る限り多分この作家さんは短編の方が印象に残る話を書けてると思います。2012/03/08
ぽるる
1
ブクオ2019/12/29
緑
0
転校生シリーズ3作目。全体的に盛り上がりに欠け、最後の方は飽きて流し読みだった。前2作の短編集の方が歯切れがよくて面白かったな。2015/05/10
はる
0
転校生シリーズ、唯一の長編。短編の時は少し物足りなさがあったが、長編になるとなかなか。ファンタジーとミステリーとホラーのミックスって感じかな。2011/10/10
丰
0
Y-012000/08/12