角川文庫<br> 妖聖記

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角川文庫
妖聖記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 329p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784041699027
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

“あぶない!”高須志郎は、急ブレーキと同時にハンドルを切った。“轢いたのか?”恐る恐る車外に出た志郎は、そこに佇む美少女を見た。激しく降り続く雨の帳―深夜の甲州街道でのことであった。この美少女、名をタマミと言った。全身ずぶ濡れで、しかも裸足だ。志郎を見つめる大きな瞳は、幼さの中に妖艶さが感じられる。彼女は何処から来たのか?そして何処へ行くのか?…タマミを拾って以来、志郎の回りには猟奇的な事件が次々と発生し始めた。なぜ?タマミと事件の関係は?そしてタマミとは一体…。幻想と恐怖に彩られた世界を描くモダンホラーの傑作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

た〜

3
かなりヘビーなホラーというかスプラッタ。更に官能小説でもあり、純愛でもある。2013/07/14

ナガサワ

2
惹かれた相手が実は人間ではなかったら……というより、人間に危害を及ぼすものであったなら。これ、実際ならば凄い葛藤がありそうなものだと思うけど、主人公の『おにいちゃん』は場面場面でキッチリ身の振り方を分けている(勿論、矛盾もあり、それが葛藤と言うことであろうが)。匂う様な『得体の知れないもの』の描写と、エロティシズムが交錯する竹河らしい作品。2012/01/10

lunate

0
クトゥルフ+ヴァンパイア。サラリと読める、時間つぶしには良いです。2013/11/14

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