内容説明
九年前。御岳雄一郎は一度死んだ―。当時32歳で売れない作家だった御岳は、女優の卵の由子と人生に失望し死を決意した。そして、深く入り込んだ樹海の奥で謎の老人と出会い奇妙な約束を交わした。作家と女優の成功と引き替えに、『使命』を受けたのだ…。その後、2人は約束通りに富と名声を手に入れた。だが御岳には未だ『使命』が何を意味するのか不明だった。やがて、御岳は度々同じ“イメージ”に襲われ、身辺には不可思議な出来事が!?人間の欲望が生みだす暗黒を、巧みに描いた異色長編小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あいちょ。
2
大沢作品にもこんなのあったのね…何て思いつつ読了。 時間潰しには最適。2011/11/15
ふっちゃん、男性60歳代(乱読書歴50年)→70歳になった。
1
好きな作家の、どの部分が好きなのか難しい処であるが、やはり大沢さんに怪奇物は似合わないような気がする。内容としては悪くはないが、もう一つ自分が入り込めない。そう云うバリエーションが有るという事で、お終い。2020/04/26
E-ku Stray Cat
1
この手のジャンルは苦手でまず読まないが、大沢だったので読んでみた。らしさはあるけど、やっぱり苦手だな~と。なんだよイメージって・・・・シラケる。2017/01/28
Masayuki Nakanishi
1
大沢流ホラー全開!2011/08/06
さりぱぱ
1
★★☆☆☆2010/04/16