角川文庫<br> アルスラーン戦記〈3〉落日悲歌

  • ポイントキャンペーン

角川文庫
アルスラーン戦記〈3〉落日悲歌

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784041665039
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

ペシャワール城塞に立てこもり、王都奪還をはかるアルスラーン王子に、またしても難題がつきつけられた。一時の欲に駆られて、今度は、シンドゥラのラジェンドラ王子が5万騎の大軍で来襲してくる!アルスラーンの忠実で頼りになる軍師のナルサスとダリューンは、敵軍が「人の和」を欠いているのを見ぬき、たった500の軽騎兵で、シンドゥラ軍の背後に回った。まだ若いとはいえ、ナルサスには勇気と知略があった…。パルス国の再興、王都エクバターナの奪還を目ざすアルスラーンの前途は?書下ろし、スペクタル・ロマン、絶好調第3弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

扉のこちら側

44
初読。2015年494冊め。こんなに大量の死者を出して国はやっていけるものなのかしら。遺体の処理もそうだけど怪我の治療も覚束なさそうだし伝染病とか怖い。王家の闇は深そうだ。2015/04/23

Tetchy

34
ダリューンのアルスラーンに対する心の底からの信望が解る巻。前半のナルサスの知略も冴えるが、なんといっても本巻はダリューンに尽きる。いやあ、最後の決闘はハラハラしたよ~!2009/04/02

エンリケ

30
シリーズ3作目。今回の舞台はほとんどがパルスの隣国。後顧の憂いを無くす為に敢えてその王位継承争いに参戦する。これ迄と違っていよいよ正規軍の大将となるアルスラーン。知将ナルサスの軍略宜しきを得て、胸のすく勝ち戦が続く。少年皇太子アルスラーンの王たる器の片鱗が今回も垣間見る事が出来る。隣国の王が感嘆する程の部下への愛情。そして敵をすら許容する懐の深さ。それは異国の勇者すら虜にし、軍に加わらせてしまう。彼の行く所英雄豪傑が集まって来そう。少し漢の高祖を連想した。重厚な歴史ファンタジーに飽く事は無さそうだ。2015/06/17

キラ@道北民

28
シリーズ第3弾。シンドゥラ国との戦い。ラジェンドラの明るく調子のよい狡さが分かりやすくて、敵ながら憎みきれない。ジャスワントを味方につけたアルスラーンは、着実に解放王の道を歩み出してるな。2021/06/12

あなほりふくろう

24
ラジェンドラと共に?シンドゥラ進攻。ナルサスの知略が冴えわたる。アルフリードとエラムの間に挟まれて苦笑いなところも含めて、これはナルサス回といってよいかと。無論、ダリューンはじめ他の面々も大活躍、ジャスワンド登場もあって充実した話だった。ギーヴ「正当な血を引いていない方が面白い」酔狂の方が絆が深くなるのは、ヤン・ファミリーと一緒か(苦笑) 一方ルシタニアでは、ギスカール「無能な兄王めんどくせえ」王弟陛下にありがち過ぎる悩みでちょっと和んだ。2014/05/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/555646
  • ご注意事項