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角川文庫
信玄の呪縛

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  • サイズ 文庫判/ページ数 301p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041662113
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「武田信玄の墓はどこにあるのか?」というテーマで討論をするため、諏訪湖の貸別荘に集まった典山大学歴史研究会のメンバー九名。しかし、その旅行を呼びかけた当人は姿を見せず、代わりに、鎧兜を身につけた武将姿の男が歴史研究会のメンバーに復讐を誓う内容のビデオが、別荘に届けられた。そして翌朝、女性メンバーの一人が槍で刺され死体となって発見される!だが、それは戦慄の連続殺人の幕開けに過ぎなかった…。武田信玄の屍の所在をめぐる歴史上の謎と、現代で繰り広げられる連続殺人の謎が交錯する、長編歴史ミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はらぺこ

31
エピローグの最後の意味がよく分からなかった。この作品が出てから20年以上経つけど甲陽軍鑑の真偽はどうなったんやろ?2016/09/26

kagetrasama-aoi(葵・橘)

23
「武田信玄の墓はどこにあるのか」という歴史の謎を解こうとする、大学の歴史研究会(サークル)が連続殺人事件に巻き込まれ!井沢氏の展開する独自の墓の場所が語られるかと期待して読んだので、既存の説しか語られなくて、ちょっと残念。殺人事件は有名な映画を下敷きにしているので、わかり易かったし。でも当時の大学のサークルの雰囲気がよく出ていて(私の学生時代の十年後位が舞台だと思います。)、そこは凄く楽しめました。2020/08/20

しーふぉ

18
信玄の墓はどこにあるのか?論争があるという。大学の歴史研に届く同級生からの招待状とお決まりの殺人事件。結局信玄の墓がどこにあるのかの内容が少なく、ちょっと物足りない。2021/02/15

TheWho

13
「逆説の日本史」で異彩を誇る著者が描く、武田信玄の墓は何処かと云う謎と大学の歴史サークルで次々と起こる殺人事件が絡む歴史ミステリー。武田信玄の墓の所在を探る点は、確かに歴史ミステリーの展開かとも思うが、本作は、純粋に歴史サークル仲間の連続殺人事件を巡るミステリー本と思われる。著者も本作な様な作品もあるかとビックリだった。ともあれ歴史の薀蓄と連続殺人事件の謎が、一気読みだった。著者の新たな魅力を楽しめた一冊でした。2016/12/05

ちばっち

3
井沢さんが書いたと思わない方が良いです。信玄関係ないし。信玄の墓について色々議論したり井沢さんなりの結論がでるのかと期待していたのですがこういう説があり、こう言われている、みたいなおさらい程度の内容しか触れられていませんでした。残念。。。2013/11/10

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