内容説明
松本でスキーバスが転落、小学生ら二十名が死亡、福岡の中学では給食のカレーに毒物混入、大阪では小学生投げ捨て殺人等、全国各地で子どもが関わる動機不明の凶悪事件が続出した。ぼくらの仲間は、英治の大学の言語学者と協力体制で事件の謎を探っていくと、グリム童話+摩女+宗教音楽ら三つの情報によって狂気が引き起こされる可能性が浮かび上がってきた。言葉によって感染してしまう“情報ウィルス”を解明するため、ぼくらはグリムの里ドイツの森へむかう―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たるき( ´ ▽ ` )ノ
46
こわい・・・。リアルでこわい。下巻でどんな結末が待っているんだろう。2016/02/18
ひまわり
5
子どもの頃,大好きだったぼくらシリーズを再読。仙台が出てきた。そういえば,20年前はこんな事件があったよなぁ。日々いろんな事件が起こって,昔の少年事件などはすっかり忘れてしまっています。事件解明のため,ぼくらはドイツへ向かう。2017/09/02
ましゅこっと
2
宗田理さん初作品。凶悪事件の原因が魔女??スリル満点であっという間に上巻終わりました。2015/05/08
ペコ子
1
ストーリーがうまく進みすぎる気もするけどいいところでおわるなー❗下巻が楽しみ。2018/08/25
Kyoko
1
ぼくらシリーズのまとめとして読んでほしい作品。 あり得ないようで、実は現実に起こりうる怖さを実感しながら読んでほしい。