角川文庫
ぼくらの7日間戦争

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  • サイズ 文庫判/ページ数 383p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041602010
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

明日から夏休みという暑い日のこと―東京下町にある中学校の1年2組の男子生徒全員が姿を消した。事故?集団誘拐?じつは彼らは河川敷にある工場跡に立てこもり、ここを解放区として、大人たちへの“叛乱”を起こしたのだった。女子生徒たちとの連携による奇想天外な大作戦に、本物の誘拐事件や市長選挙汚職がからまり、はては解放放送とバリケードに感激する全共闘世代の親やテレビ・レポーターも出始めて、大人たちは大混乱…鮮やかな終幕まで、息もつがせぬ軽快なテンポで展開される、諷刺いっぱいの大傑作コミック・ミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

170
学生運動を日頃の鬱憤になぞらえて中学生が保護者と戦う一冊。読んでくとスカッとする。2010/02/08

たるき( ´ ▽ ` )ノ

77
ものすごーーーーく久しぶりに読んだ!読み返すと、いつも初めて読んだ時のことを思い出す(*´ω`*)このシリーズ大好きで持ってるけど、いつも途中で挫折する(笑)今回はどこまで読めるかな♪2015/09/26

Atsushi Saito

75
実家の奥底から出てきて10年以上ぶりに再読。 時代感じますね。西脇先生ええわ〜プロレス実況アツいわ〜 友達の子に貸したらどんな感想かな。楽しみ^_^2016/08/15

AKIKO-WILL

69
【カドフェス 2016】何故かこの小説が映画になった時に買ったのか?買ってもらったのか??家にありました。映画ではマドンナ役に宮沢りえさんで凄く可愛かったな。。子供向けですが今読んでも共感できる部分はありますよね。この時にこうやって子どもたちが集まり、一つになって大人に抵抗する。それだけでも大きな意味を持つと思います。おとなになったらきっといい思い出になるんだろうな。2016/08/25

saga

66
奥付は昭和63年20刷。当時、本書を原作とする映画が公開されたため購入したものと思われる。しかし、読んだ記憶なし(泣)。中1男子の夏休み、全共闘世代がまだ人々の記憶に残る時代。少年達はオモシロイことをやるため、地元の倒産した会社建物を利用して「解放区」を立ち上げて籠城。自作FM放送局、盗聴装置を駆使して活躍するジュブナイル小説。そこに本物の誘拐事件が起こったり、土建屋、市長、校長、警察が絡むオトナの悪事が判明したり、盛りだくさんの構成だ。子を持つ親の立場で読むと、大人の身勝手さというものを痛感させられる。2023/10/30

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