内容説明
陽子さんと正彦くんの当人同士の結婚の意志は固いものの、実際の結婚への道は限りなくけわしく、遠い。1月に2人だけの婚約、3月の正彦くんが原家(陽子さんの家)を訪問、5月に陽子さんが大島家(正彦くん家)を訪問、そして11月にやっと正式な婚約。これだけでほとんど1年。やっと式場捜し、新居選びが始まったが、マンションの1階に住むかどうかの話が関東ローム層の話になり、あげくのはてに結婚してもいないのに離婚するとかなってしまって…。結婚している人、これから結婚する人、また予定もない人、すべての青少年に贈る、新井素子の実録風体験的小説。オリジナル文庫。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
神太郎
26
ちょくちょく時代を感じる。今だと大きくやらなくても小さくって人もいるしで大分選択肢も増えたんじゃなかろうかなんて思います。今回は結婚式の一ヶ月前までを描いており、当然ドタバタです。結婚式とか出るとこういうの選ぶのに試行錯誤したんだろうなぁーとか思っちゃいながら、読んでました。関東ローム層の話で喧嘩したり、家のことであーだこーだと話し合ったりとなんやかんやでウマは合うんでしょうな、この二人は。次回でいよいよ結婚式本番。2022/08/08
まふぃん
14
結婚式にも昭和を感じる〜。2024/04/10
刹那
14
知り合いにいただきました♪ちょっと不思議なカップルですが、面白くなってきました♪2014/06/02
星落秋風五丈原
12
陽子さんと正彦くんの当人同士の結婚の意志は固いものの、実際の結婚への道は限りなくけわしく、遠い。1月に2人だけの婚約、3月の正彦くんが原家(陽子さんの家)を訪問、5月に陽子さんが大島家(正彦くん家)を訪問、そして11月にやっと正式な婚約。これだけでほとんど1年。やっと式場捜し、新居選びが始まったが、マンションの1階に住むかどうかの話が関東ローム層の話になり、あげくのはてに結婚してもいないのに離婚するとかなってしまって…。新井素子の実録風体験的小説。オリジナル文庫。1986/09/01
おはなし会 芽ぶっく
12
蔵書 小学生に星へ行く船シリーズを紹介したら、懐かしくて読み返しました。結婚物語全3巻。旦那の蔵書もあり2冊ずつあります(笑)2020/10/18